個人参加でグループ化
最初に断っておかなければいけないのだが、私は最近、飛行機を「うまく利用」できていない。
国内線大手2社の過激な競争による格安チケットブームにのせられて一時期、飛行機利用の登山計画を積極的に立てた……ことがある、という程度のことなのだ。
私の場合は個人的な計画のように自由でもなければ、旅行代理店を利用したグループツアーの仕組みを使ったものでもない。基本的にはグループで、個人個人がチケットをゲットして、かつ同じスケジュールに合流してくるというあたりを狙ったゲームと考えていた。
2002年10月から2003年3月にかけていくつかの計画を集中させた。そのチケットゲット作戦を当時の文書から振り返ってみたい。
 |
【2002.10.2の文書】
- 飛行機の「格安チケットをゲットできたら参加」シリーズの追加計画を立てました。各自スノーシューを持参して、雪道をパタパタと歩き回るというイメージのスノーシュートレッキング・シリーズです。これならけっこうな斜面でも楽しめますから。
- ANAには期間限定の「超割」と、期間+地域限定の「ふるさと割引」、毎月1日の「1日乗り放題」の、どれも10,000円のチケットがあります。
- JALには毎月7日間程度限定+区間限定で7,000円からの「バーゲンフェア」、JASには同様の「ウルトラ割引(1万円以下)があります。
- なお、各社の予約・案内電話はANA=03-3490-8800、JAL=03-5460-0522、JAS=03-5457-5566、SKY=03-3433-7670など。かけてみるとあんがい親切という印象ですから納得のいくまで確かめてから予約して下さい。フリーダイヤルもありますし、パソコン、携帯電話からのネット予約も可能です。
- とりあえず、街の旅行代理店店頭で航空3社の時刻表をもらって、各データをまずご確認下さい。申し込み時点で便名、発着時刻が違っているときには、原則として始発便と最終便ですのでそれを押さえておいていただければ、計画のほうを調整します。
|
 |
【2003.1.17-19(金土日)の計画書】
大山山麓=米子空港
 |
■伯耆大山 ― 2003.1.25

樹林帯なら雪崩も滑落もほとんど危険なしに行動できる。まずは登れるだけ登ってみて、楽しい下りを考える |
- 11.17(日)発売のANA「超割」(10,000円)、11.17(日)発売のJAS「ウルトラ割引」(9,000円)を利用。
1.17(金)ANA811=0725羽田→0840米子
1.19(日)JAS279=1840出雲→2000羽田
*なお米子発着はANAのみ、出雲発着はJASのみです。ANAなら、
1.19(日)ANA820=2010米子→2130羽田
でもけっこうです。
- 桝水高原スキー場あたりの大雪原で、大山を眺めながらのスノーピクニックというイメージです。レンタルのXCスキーはあるようですから利用するかもしれませんが、持参のスノーシューでまずは出かけてみましょう。
- 2泊目は、せっかくですから出雲方面のとびっきりひなびた温泉宿などどうでしょうか。冬の山陰の景色と味をテーマにして……。1.18(土)に帰京という1泊参加も可能とします。
|
――というのが「格安チケットをゲットできたら参加」シリーズの最盛期の計画だった。
遠くの山に行くのなら、団体ツアーに参加するのが割安だし、近くの山でもある程度の人数がまとまれば、バスを借り切るのが安くて楽だという大原則がある。
しかし私は、あえて、みなさんに「切符を買って」参加してもらう。首都圏郊外にお住まいの主婦のみなさんなどには、特急列車の切符の買い方さえ知らない人がけっこういる。
かつては旅行会社にかんでもらってバスを使ったシリーズもあるが「弁当付きのバスツアー」では、参加者はいつまで経っても自立できない。だから金額的に割高になっても、面倒くさくても、ひとりで立てた計画に近いかたちを厳守することにした。アプローチまでをお勉強と考えたのだ。
飛行機も同様に、自分で電話して予約するという方法を基準にして、ネット予約や、旅行代理店での予約など、みなさんがそれぞれアプローチして体験を集積したいと考えた。「格安チケットをゲットできたら参加」シリーズというのはそういう意味を含んでいた。