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毎日が山歩き 案内人 伊藤幸司(糸の会・登山コーチングシステム)  50歳を過ぎてからでも楽に山歩き、愉しく山登り、のんびり山遊びが楽しめる毎日を紹介します。
日本365名山 2007.2.14更新

第32回 八甲田山(厳冬期) 1頁 頁2 頁3
■山頂公園の樹氷 ― 2004.1.25

八甲田ロープウェイ山頂駅のすぐ先にあるなだらかな鞍部が山頂公園とされている。樹氷原をスキーツアーの
グループが思い思いに縫っていく

 八甲田山データ | アプローチ | ルートシミュレーション(マップ) | 八甲田山研究

  • 大岳(八甲田山)― 1,584m
  • 高田大岳 ― 1,552m
  • 田茂萢岳(たもやちだけ)― 1,324m
  • 厳冬期の八甲田山は冒険心のあるスキーヤーやスノーボーダーにとってツアー天国。深い粉雪と広大な斜面が広がっている。
  • しかし、行動スピードの遅い登山者にはきわめて危険な山といえる。天気が急変しやすく、いったんガスに巻かれてホワイトアウトしてしまうと、女性的なまろやかな山容がかえって危険の温床になる。
  • しかし、その、厳冬期の八甲田山の厳しさを避けるのではなく、正面から味わおうというのが今回の私の提案だ。
  • 絶対安全、かつわざわざ行っても損した気分にならないドラマチックな体験のフィールドとして「伊藤幸司のお薦めエリア」を紹介したい。
■ロープウェイから見る樹林 ― 2004.1.25

山頂駅周辺のスノーモンスターが、下がってくると雪の樹林という雰囲気に変わる。ロープウェイから見下ろすこの風景の中を雪と戯れながら下ってくる
  • スノーシューはロープウェイのある八甲田スキー場の八甲田スキースクール(TEL017-738-2995)にある。各宿泊施設にもあるので、借用と返却の手順を確認した上で予約しておきたい。(じつは路線バスや無料送迎バスを利用する場合にスキー場と宿泊施設とのあいだの移動がかなり不便。私は下山時に直接返却することを優先して、借りるときには宿に届けてもらうようにお願いする)


アプローチ
東北新幹線で東京〜青森は往復30,000円強、羽田〜青森の飛行機はJALだけだが、各種割引チケットで往復40,000円前後というのがノーマル料金となっている。
宿は、八甲田山スキー場エリアのものとしては以下のものと考えていい。(料金は1泊2食付き1室2人使用税込の目安)
  • 山小舎・八甲田山荘 TEL 017-728-1512/10,500円〜(消費税込)/定員47人
  • 八甲田リゾートホテル TEL 017-738-2233/12,750円〜(消費税・入湯税込)/定員64人
  • ホテル城ヶ倉 TEL 017-738-0658/11,700円〜(消費税・サービス料込)/定員75人
  • 酸ヶ湯温泉 TEL 017-738-6400/旅館部11,700円〜/湯治部7,500円(消費税・サービス料込)/
    定員350人
  • 八甲田ホテル TEL 017-728-2000/25,560円〜(消費税・サービス料込)/定員148人
これらの宿ではスキー用品のレンタルやツアーガイドの手配など、さまざまな相談に対応してくれる。また下の3軒はスキー場から離れていて、徒歩で通うにはちょっと遠い。路線バスか送迎車に頼るというのが現実的なスケジュールになる。
新幹線や飛行機の宿泊付きパックをさがすと、3万円強(八甲田ホテルは4万5千円前後)となる。ただし往復の列車や飛行機が指定されている場合もあるので注意したい。
パック料金には青森駅、あるいは青森空港からの無料送迎が含まれている場合が多いが、路線バスを利用する場合には日に2便、料金は青森駅→ロープウェイ駅前(1,070円)、同→城ヶ倉温泉(1,240円)、同→酸ヶ湯温泉(1,300円)となっている。
9:00青森→10:00ロープウェイ駅前→10:50酸ヶ湯温泉(みずうみ700号・十和田湖行き)
13:55青森→14:57ロープウェイ駅前→15:15酸ヶ湯温泉(酸ヶ湯温泉行き)
11:50酸ヶ湯温泉→12:00ロープウェイ駅前→13:10青森(みずうみ701号・十和田湖始発)
15:35酸ヶ湯温泉→15:46ロープウェイ駅前→16:55青森(酸ヶ湯温泉始発)
なおみずうみ号は座席定員制でJRみどりの窓口で予約購入可能。問い合わせはJRバス東北(TEL 017-723-1621)
タクシーを利用する場合には青森空港、青森駅からともにロープウェイ駅前まで6,100円前後、酸ヶ湯温泉まで7,400円前後。ちなみに青森空港〜青森駅はバスで560円、タクシーで約3,700円。タクシー会社は多いが、ジャンボタクシーなども利用しやすいところでは三八五(みやご)タクシー(TEL 0176-56-3155)、国際タクシー(TEL 0177-81-1733)などがある。
一度は泊まってみたい宿としては古い湯治宿の雰囲気を残してヒバ千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉旅館がある。また同じ経営の八甲田ホテルは巨大な丸太組みの高級リゾートホテルで、私は2006年2月にJAL STAGE・スキー八甲田ホテル(44,800円)を利用したが、食事も含めて割安感があった。酸ヶ湯温泉のヒバ千人風呂に入浴したいときには随時送迎してくれる。
八甲田ロープウェイは片道1,150円(営業9:00〜15:40)。山麓駅には手荷物預かりがある。またゲレンデに隣接する八甲田リゾートホテルでは外来入浴(11:00-16:00/500円)が可能。

ルートシミュレーション

ルートマップ 拡大図はこちら
  • この地図の範囲は国土地理院1:25,000地形図、青森4号-2(たしろたい)、青森4号-4(もや)、弘前1号-1(はっこうださん)、弘前1号-3(すかゆ)、でカバーされる。
  • 赤い○印は標高50mごとに置いた半径50mの円。青い◇印は山頂から約500mごとの水平距離。○印の間隔によって登山道のある斜面の傾斜を把握できる。
  • さらにこの地図の特長は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と仮定して、時間とエネルギーを概算できること。

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