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毎日が山歩き 案内人 伊藤幸司(糸の会・登山コーチングシステム)  50歳を過ぎてからでも楽に山歩き、愉しく山登り、のんびり山遊びが楽しめる毎日を紹介します。
日本365名山 2006.12.13更新

第28回 蔵王(樹氷原迷走ツアー) 1頁 頁2 頁3

■蔵王・樹氷原の全貌 ― 2005.3.9

林立するスノーモンスターは標高1,736mの地蔵山山頂直下から、標高1,400mあたり、ユートピアゲレンデの
上端まで広がっている。画面右側でロープウェイを横切る白い帯がスキーのザンゲ坂・樹氷原コース。

地蔵山 ― 1,736m
今回紹介したいのは冬の蔵王登山 ― ではなくて、地蔵山の西斜面に広がる「樹氷原」に特化したワンポイント・アクションとしてのカンジキ(日本伝統の輪かんじき)ハイキング。それもロープウェイで上がって楽しく下ってくるだけというもの。
蔵王の樹氷は文句なしに日本一といっていい。すなわち世界一だろうという人もいるが、ともかく白い雪像の迷宮がひろがっている。
なぜかほとんど人が入り込んでいないその樹氷地帯の核心部こそ、アイスモンスターのワンダーランドなのだ。最近流行のスノーシューではなくて、観光案内所で1日525円でレンタルしている簡便なカンジキが、その雪質にじつによくあう。
子ども連れでも安全で、簡便な装備で楽しめるということを紹介したい。


アプローチ
山形新幹線・山形駅からバスで蔵王温泉へというのが首都圏からの一般的なルートで、もちろん日帰りも可能。格安な夜行バスを利用するという方法もある。蔵王温泉からは、蔵王スキー場の主役となっている蔵王ロープウェイで地蔵山頂駅まで上がってスタートということになる。
蔵王ロープウェイは山麓線(片道700円)と山頂線(片道700円)があって、樹氷高原駅で乗り継ぐ。朝は8:15始発。スキーシーズンには混雑すると1時間待ちなどとなって発券窓口で整理券が配られるが、「樹氷見物です」というとスキーヤー、スノーボーダーとは別に優先乗車をさせてくれる。
ここでは中間乗換駅の樹氷高原駅から上の「樹氷原」とよばれる斜面を対象として紹介しているが、日本特有の急峻な樹林の深雪地帯でスノーシュー遊びなどをしている人には山麓線にそった急斜面もおもしろい。自信のないひとはスキーゲレンデの脇の樹林をゆっくりと下ることをすすめたい。……いずれにしてもロープウェイのキップは片道でいいのではないかと思う。
ちなみに夜間17時〜21時に「樹氷ライトアップ」がおこなわれる。ロープウェイで地蔵山頂駅まで往復するものでセット料金は2,500円。2007年度シーズンの日程は(2006年)12月28日〜1月8日、1月の残りの金曜と土曜、2月1日〜3月4日となっている。
宿は蔵王温泉だけでなく山形駅周辺や上山温泉などいろいろ考えられるが、格安という点ではJR東日本や旅行代理店各社による新幹線往復とセットのスキーパックなどが利用しやすい。
カンジキのレンタル(1日525円)は蔵王温泉観光協会の観光案内所(TEL 023-694-9328)でおこなっている。蔵王温泉バスターミナルに隣接しているのでロープウェイへ歩いていける場所にある。今のところ利用者は必ずしも多くないようだが、それだけに、営業時間や在庫数について事前確認をしておきたい。

ルートシミュレーション

この地図の範囲は国土地理院1:25,000地形図、仙台12号-1(ざおうさん)、でカバーされる。
赤い○印は標高50mごとに置いた半径50mの円。青い◇印は山頂から約500mごとの水平距離。○印の間隔によって登山道のある斜面の傾斜を把握できる。
さらにこの地図の特長は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と仮定して、時間とエネルギーを概算できること。
今回は通常の地図と違って、蔵王
蔵王樹氷高原ルートマップ 拡大図はこちら
  ロープウェイの真下を歩くときに、地形がどのようになっているかという表示をした。

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