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毎日が山歩き 案内人 伊藤幸司(糸の会・登山コーチングシステム)

日本365名山
写真で見る山歩きの魅力 男体山
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01 明神ヶ岳方面から見た金時山――1999.1.27
 明神ヶ岳から金時山へは外輪山縦走路が通じている。金時山が富士山と重なりつつ、しだいに近づいていく。
 この写真を客観的に見ると、富士山の五合目から上の傾斜が約30度ということが明らかになる。
 それに対して「急峻」かつ「まろやか」な金時山の個性的な姿。
02 金時山の稜線――1999.1.27
 金時山の山頂から左側に稜線をたどって見る。
 急斜面を下ると穏やかな下りになり、暗部からいったん登り返して長尾山。
 長尾山の丸みを帯びた山頂から下ると乙女峠となる。
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03 矢倉沢峠の手前から見上げる金時山――1996.7.13
 外輪山縦走路は金時山の手前で(仙石に下る)矢倉沢峠に出る。
 峠に近づくに従って金時山はそそり立ってくる。
 斜面は三角定規を当ててみれば、ほぼ45度もあることがわかる。
04 乙女峠での休憩――2000.5.23
 外輪山外側の乙女峠口バス停からでも、内側の乙女口バス停から(こちらはちょっと荒れている)でも、小1時間で稜線の乙女峠に出る。
 ここには乙女茶屋があって、山小屋のおやじといった風格の主がいる。
ベンチのあたりは風景もよく、ゆっくり休みたい気持ちになる。
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05 乙女峠からの富士山――1999.2.17
 乙女峠のベンチのところから外輪山の外側に目を向けるとなかなか立派な富士山がある。
 ところで写真左端の木はズミ(酸実、別名小梨)で、春には白い花をたくさんつける。
06 みごとな霧氷のトンネル――1998.12.3
 写真の場所は長尾山からいったん下った鞍部。
 この日は天気予報では氷雨を覚悟していたが、標高1,000mを超える箱根外輪山稜線には富士山からの北風が吹き付けていたらしい。
 過冷却の水蒸気(気体)がぶつかった瞬間に固体(氷)になって霧氷となり、一夜にして白い花を咲かせた。
 その、花咲爺さんの魔法を私たちは楽しんだ。
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07 氷の花――1998.12.3
 霧氷が成長するとエビのしっぽになる。
 過冷却蒸気がぶつかった瞬間に氷になるわけだから、氷は風上側に成長していく。
 しかしこんなか細い枝は風があると大きく揺れるだろうから、どうしたらこんなに繊細、かつ華麗に成長するのだろうか。
おそらくなかなか見ることのできない最上の霧氷風景の中を私たちは歩いていた。
08 霧氷とササ原――1998.12.3
 不思議な風景はずっと続いた。
 木々はみごとな氷の花を咲かせているのに、ササ原は冬将軍に軽くなでられただけ、という感じ。
 無彩色の世界に「色」が浮かび出た感じがした。
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09 ヤマボウシ(山法師)がすばらしい――2000.5.23
 山地に生えて5〜7月に花が開くというヤマボウシが、ここには何本も現れ、いずれも古木の風格を見せていた。
 花はじつは緑色でごくごく小さいものの集合となっている。
 特徴的な白い4弁の花びらに見えるのは芽やつぼみを包んでいた包葉(苞)と呼ばれるもの。
10 ヤマボウシと同時にトウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)が咲いていた――2000.5.23
 この時期の金時山稜線は古色蒼然として見応えがある。
 写真のこの方向に富士山があるのだが、さすがの富士山もここでは脇役に甘んじている。
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11 箱根火口原のながめ――1997.6.21
 乙女峠から金時山に向かう稜線の、最後の登りがこれからというあたりで 中央火口丘の神山、駒ヶ岳方面の展望がみごとに広がる。
 足元に広がるリゾート地帯が仙石原、右奥に芦ノ湖が見える。
12 ヤマボウシ(山法師)の花――1997.6.21
 中央に見える小さな緑のかたまりが、さらに小さな花の集まり。
 特徴的な4枚の包葉がヤマボウシを華やかな姿に飾る。
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 2000年のヤマボウシの写真は5月23日だったが、1997年は6月21日にこの状態。
 乙女峠からのこのルートでは、何本ものヤマボウシが次々に登場する。
14 金時山頂と2軒の茶店――2000.12.19
 最後の登りにかかる手前で山頂の全容が望める。
 大きく見える屋根が相模国の金太郎茶屋。
 白い看板塔の陰に(一段低く)見えるのが駿河国の金時茶屋。
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15 山頂、ただし駿河側――2003.2.8
 この日は富士山がくっきりと見え、なかなか風情のある雲を吊していた。
 山頂の位置から富士山に向かうと、ベンチと茶店は駿河側の金時茶屋の領域。
 たしかここでは大まさかりを持っての記念撮影もできたはず。
16 山頂からの富士山――2000.12.19
 これが金時山からの富士山。
 左側稜線中腹内側の凹凸は宝永山、右側中腹稜線の小さな凹凸は古御岳のあたりで、スバルライン終点がその陰にある。
 山麓の広いススキ原は自衛隊の東富士演習場。丹沢あたりでも雷かとおもう音が規則的に聞こえるが、ここからの演習音。
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17 うらやましい山頂風景――1996.7.13
 火口原の仙石原を眼下にして親しげな若いカップル。
 足ごしらえは一応山向きかと思うが、Tシャツの背中には LIFE GUARD。
 湘南の海遊びの日に、ちょっと寄り道したというわけではないだろうが、毎日通勤前に登ってくるという人もいるから、そうだとしてもおかしくない。
 車を置いて、往復2時間の散歩道コースかも。
18 相模国金太郎茶屋――2000.5.23
 仙石原の土建業だそうだが、そのお嫁さんが茶店のおかみさんをやってきたのだという。
 金時茶屋は○○回登山という札がずらりと並んでいるが、こちらは金太郎の腹掛け。
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19 冬は軽アイゼン必携――2003.2.8
 金太郎茶屋のおかみさんは、どうもアイゼン使用に反対らしい。この時期はあぶないから靴に荒縄を巻いて……と心配する。
 写真は乙女峠からの道で、頂上直下の急坂部分、私が危険と感じたのもこのあたり。下る人たちが往生していた。
 軽アイゼンといえども道をすこしは掘り返すから、山小屋や茶店のひとで反対の人は多い。そのあたりのことはあらためてきちんと書きたいが、ともかく冬の金時山では危機管理としての軽アイゼンは必携だ。
20 足柄峠方面への下り――2003.2.8
 県知事の視察があったとかでアルミのはしごがびっしりと貼りつけられた。
 金時山の頂上直下、断崖に近い斜面を豪快に下る。目を上げると丹沢山地がほぼ全山一望できる。
 この道はおおよそ金時茶屋の荷揚げケーブルにそっている。
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221 矢倉沢峠からの道――1997.2.26
 仙石原から矢倉沢峠へ登り、公時神社からの道を合わせて登ってくる。
 左手中腹に見える緑の屋根が矢倉沢峠の(まだ一度も開いているのを見たことがない)茶店。
 背後の山は神山、駒ヶ岳の中央火口丘。
 これがたぶん、金時山への最短ルート。
  研究3 金時山 【講座3】最初に用意する装備
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