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おおやま(1,252m) |
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丹沢山地の主峰級の規模を持ちながら江戸時代の宗教登山以来、大衆登山の代表的な山となった。
現在も年間を通して驚くほど多彩な登山者を受け入れている。観光客と登山者が入り交じる楽しい山。 |
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参道の商店街では豆腐料理と土産物の独楽が有名。宿坊の雰囲気を残す旅館も軒を並べ、首都圏からの宴会宿泊などもできる料理旅館となっているものもある。山麓には鶴巻温泉、七沢温泉などいくつかの温泉街がある。 |
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新宿から小田急小田原線の急行が頻繁に出ていて、伊勢原まで約60分(570円) |
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伊勢原駅北口始発の大山ケーブル駅行きのバスが毎時3〜4本(300円) |
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大山ケーブルカーは9:00〜17:00(夏期休日は8:00から、夏期以外平日は16:30まで。片道450円) |
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タクシーは伊勢原駅が神奈中ハイヤー TEL 0463-95-0050、愛鶴交通 TEL 0463-95-2303、
伊勢原交通 TEL 0463-95-4845、相模中央交通 TEL 0463-95-0390など。
秦野駅が神奈中ハイヤー TEL 0463-81-1801、愛鶴交通 TEL 0463-83-7777など。 |

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この地図の範囲は国土地理院1:25,000地形図、東京16号-1(おおやま)を中心にして、周辺部を東京12号-3(あつぎ)、東京16号-2(はだの)でカバーされる。 |
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赤い○印は標高50mごとに置いた半径50mの円。青い◇印は山頂から約500mごとの水平距離。○印の間隔によって登山道のある斜面の傾斜を把握できる。
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さらにこの地図の特長は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と仮定して、時間とエネルギーを概算できること。 |
これまでまったく登山に縁がなかった人には、(1)信仰の山で、(2)ケーブルカーやロープウェイのある山をおすすめする。
山頂に神社や寺があるからエスケープルート(逃げ道)がきちんと用意されている。おまけにケーブルカーやロープウェイを「ありがたい」と思う程度に山が険しい。首都圏日帰り圏の高尾山、筑波山、三峰山やこの大山が代表格といえる。 |
地図(シミュレーションマップ)を見ていただきたい。大山ケーブルカーの脇を登る登山道では赤○が接して並んでいる。高度差50mごとに半径50mの円を置いているので、水平距離100m先で50m上がる勾配ということがわかる。分数で言えば100分の50勾配、小数点なら0.5、三角関数で約27度と出る。
この勾配を三角定規の「30度」としておきたい。富士山の5合目以上の勾配がその30度で、スキー場なら上級斜面にあたる。
富士山ではその30度の斜面をジグザグに登っていく。大山の道も同様で、道のつけ方によってバラツキはあるけれど、30度以下〜20度以上の勾配にゆるめられていると考えていい。
ついでに「20度」については、赤○が1個分すきまをあけて並んでいるあたりに注目していただきたい。阿夫利神社下社から二重滝の方へ行かずに「本坂」を登り始めると標高1,000mあたりまでは急な斜面をジグザグに登っていくが、その上に、赤○の間隔が広がるところがある。間隔が赤○1個分あるとすると200m先で50m登る勾配。tan0.25は約14度。スキー場なら初級のゲレンデといえる。登山道はもうジグザグではなくなって、傾斜をまっすぐに登っていくはずだ。20度というのは登山道がジグザグでなくなる勾配と考えておいていい。 |
今後紹介する山々と比べてみると、大山は「やさしい山」ではないことがわかる。丹沢山地を代表する山のひとつで、標高38mの小田急線伊勢原駅あたりから徒歩で登ったいにしえの登拝者のことを考えれば標高差1,200m以上という、日帰りではきびしい山だったということができる。
大山はやさしくはないけれど、登山道が整備され、休日には季節に関わりなく驚くほど多くの登山者が登っている。とくに冬がおすすめなのは、晴天の日が多く、湘南から房総にかけての眺めがすばらしいから。もちろん富士山も伊豆大島も姿を見せる。単独の女性がいるかどうかでその山のポピュラー度を判断できるが、大山の魅力は老若男女ごちゃまぜのところがいい。
最初はケーブルカーで阿夫利神社下社まで上がって、神社に向かって左手の石段を登り始める。この道は標高1,150mを過ぎたところでヤビツ峠から登ってくる道と合流して山頂に至る。「本坂」と呼ばれているらしいが、中央のメインルートと考えていい。 |
山の計画を立てるときには登山口(下山口)の交通事情をつかんでおかないと下りてからがやっかいなことになる。大山でいえば大山ケーブル駅〜伊勢原駅(300円)のバスが1時間に3本ほどで、圧倒的に便利といえる。次に蓑毛〜秦野駅(260円)が1時間に2本ほど。日向薬師〜伊勢原駅北口(270円)は1時間に1本ほどあてにできるが、ヤビツ峠〜秦野駅(460円)となると往路に特定のバスを利用するという以上のことは考えない方がいい。
そこで、危機管理的な意味も含めて、おもな下山口から駅までのタクシー料金も考慮しておいたほうがいい。最近ではインターネットでタクシー情報がかんたんに得られるので、最寄り駅のタクシーを呼べる電話番号を調べておきたい。
中型のおおよその料金は大山ケーブル駅〜伊勢原駅が約3,500円、蓑毛〜秦野駅が約2,500円、日向薬師〜伊勢原駅が約2,500円(奥の県立青年の家からだと約3,000円)、ヤビツ峠〜秦野駅となると約4,000円という目安になる。
大山周辺のバス料金は市街地あつかいとなっているらしくタクシーより断然割安だが、通常登山口へと向かうバス料金は4〜5人でタクシーに乗るとほぼ同額と考えていい。タクシーだとバス停からさらに奥まで入れることが多いので、時間短縮と車道歩きをパスするのにきわめて有効ということになる。麻雀、ゴルフのような4人組で出かけると、タクシーをフル活用できるから、メーターで5,000円〜10,000円まで許すことにすると、登山のおいしいところだけを存分に楽しめるということになる。単独行をすすめながら、トーンが変わるが、おすすめしたいパターンだ。 |
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