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| 2007年4月1日から、壱岐院通寺港へは、この唐津港に変更された。唐津湾の高島を右に見てフェリーはゆっくりと壱岐にむかう |
壱岐島の院通寺(いんどうじ)港に向かって、唐津港を出たフェリー「あずさ」は快適に航行を続けている。梅雨の晴れ間に恵まれた6月下旬、名にし負う荒海の玄海灘も今日ばかりは、連れてこられた猫のようにしおらしい。
九州本土と壱岐を結ぶ航路には、高速ジェットフォイルとフェリーが福岡県博多港と壱岐の郷ノ浦(ごうのうら)港、芦辺(あしべ)港を結ぶのと、佐賀県唐津港と院通寺をフェリーで結ぶ2つがある。このうち、博多からの便は郷ノ浦止まりと、芦辺港止まり、さらに対島の厳原(いずはら)港へ行く便もある。唐津・院通寺航路は、実は2007年3月までは、佐賀県呼子(よぶこ)港と結ばれていたが、4月1日から唐津港に変更されたのである。
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| 港変更により、新規に建てられた唐津フェリーターミナル |
長崎新聞(3月24日)の記事によると、高速バスやJRへのアクセスなど公共交通との利便性を高めるために本土側の港を唐津港に移し、新造のフェリー「エメラルドからつ(984トン)」と、これまでの「あずさ(683トン)」との二隻体制にしたということだ。なお、「エメラルドからつ」は全長75.3メートル、幅13.4メートル。乗客350人、普通乗用車46台が積載可能で、あずさとほぼ同規模。船体の騒音や振動を低減し、エレベーターやバリアフリー席、車椅子スペースなども備え、「あずさ」に比べ居住性を大きく向上させたという。建造費は約19億円。しかし、案内人が今回乗ったのは残念ながら旧船「あずさ」であった。また空路は長崎と壱岐を1日2往復する「オリエンタルエアブリッジ」便が就航している。
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