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五島列島は長崎県の西方、長崎港からおよそ100kmの東シナ海上にある。長崎と五島列島の間の海は「五島灘」と呼ばれる。列島は南西方向から北東方向に斜めに並ぶ。南から北へ順に福江島、久賀島、奈留島、若松島、中通島、野崎島、小値賀島、宇久島などの大きな島がおよそ80kmにわたって連なり、これらの島の周辺に約120の小島が群がるように浮かぶ。そして、奈留島から南が下五島、若松島から北を上五島という。この地域は対馬暖流の影響もあって、緯度から想定されるよりずっと温暖で、豊かな動植物に恵まれ、また地形は火山活動と長年の波と風の侵食によって実に変化に富んだ景観をもつ。その貴重な自然を守るべく、1955年(昭和30年)にこの地域のほぼ全域が「西海国立公園」に指定されている。
なお、五島といえば「魚」ではなく、「隠れキリシタンの島」と真っ先に思う人も多いはず。現在、五島列島には50の教会が残されていて、五島観光連盟(※1)では「祈りの島を旅する 五島列島教会めぐり 全50教会一覧付」というパンフレットを発行している。本欄でもそのいくつかを紹介することになるだろう。
(※1)五島観光連盟:長崎県五島市福江港ターミナルビル内(TEL:0959-72-2963/FAX0959-74-3215)
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