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バスは古仁屋港から国道58号線を戻って、この日の第2スポット、住用町のマングローブ原生林へと向かった。山道に差し掛かって左手下に再び歌手・元ちとせの生まれ故郷が見える。ここの地名を前回は書き忘れたが、「嘉徳(かとく)」という。元ちとせは昨年1月に女児を出産後、初の本格的ツアーを「春のかたみ」と題して、5月14日の宮城県民会館からスタート、高松、鹿児島、新潟、札幌、福岡、大阪、広島、名古屋と回り、6月24日に東京中野サンプラザでファイナルを打ち上げ、無事全国10ヵ所11回のツアーを終えた(中野サンプラザのみ2回公演)。7月6日の中日スポーツはファイナル公演の様子をこう伝えている。
「2,200人のファンが集まった中、ママになった元は“(ここ数年で)いろんな経験をしました。いろんな人に支えられ、いまここに立っています。私に恩返しできることは歌うこと。松任谷由実さんみたいに、34枚のアルバムを目指してずっと歌っていきたい”とあいさつした。
ママになっても、裸足(はだし)の歌唱スタイルは健在。“百年に一人”といわれる個性あふれる歌声も、いっそう神秘さを増して絶好調。ヒット曲の『ワダツミの木』や新曲『青のレクイエム』など21曲を熱く披露して、ファンを魅了した。(安崎和司)」
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