プロコル・ハルムといえば、1967年のデビュー曲「青い影(A Whiter Shade of Pale)」があまりにも有名で、バンド名やタイトルを知らなくても、この曲は知っているという人が多いようだ。ビートルズのジョン・レノンが絶賛し、日本でも松任谷由実がこの曲を聴いて自分も曲を作り始めたといわれている。映画やテレビCMなどにも頻繁に使われ、ジョー・コッカーやサラ・ブライトマンのカバー・バージョンもよく知られている。日本でも最近、アンジェラ・アキが「Kiss Me Good-Bye」のカップリングでこの曲をカバーして話題になった。
「青い影」はプロコル・ハルム初期のピアノとオルガンのダブルキーボードサウンドと、イメージをそのまま言葉にしたような理解不能な歌詞が生み出す世界を象徴した曲だが、プロコル・ハルムには、まだまだほかにも深い魅力をもった作品がある。また、デビューからメンバーチェンジを何度か経て解散し、再結成されているこのバンドの魅力を2回連続で追ってみたい。まず第1回目として、3月26日に発売された紙ジャケット作品の中から5タイトル。