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名曲の楽しみ JAZZ/WorldMusic編 案内人 船木文宏

JAZZ/World Music編 12/27更新 JAZZトップへ戻る
king porter stomp/キング・ポーター・ストンプ
  作詞 : Johnny Burke(ジョニー・バーク)
  作曲 : Jimmy Van Heusen(ジミー・ヴァン・ヒューゼン)

1944年に放映されたアメリカのTV映画『Belle of the Yukon(ユーコンの女王)』の挿入曲。劇中では、ダイナ・ショア(Dinah Shore 1917-94)が歌った。

歌詞、メロディーともにジャズ向きのようで、ヴォーカルもの、インストものを問わず非常に人気の高い楽曲で、サラ・ボーン(Sarah Vaughan/ヴォーカル 1924-90)や、エラ・フィッツジェラルド(Ella Fitzgerald/ヴォーカル 1917-96)も、お得意のレパートリーとして何度も録音を残している。「But Beautiful(バット・ビューティフル)」「Polka Dots And Moonbeams(ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームズ)」などと並び“バーク&ヴァン・ヒューゼン”コンビによる人気スタンダード・ナンバーのひとつ。

必聴オススメ盤
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イージー・トゥ・ラヴ

ローランド・ハナ

WPCR-25119
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「アトランティック」系列のレーベル「Atco」に録音されたローランド・ハナ(Roland Hanna/ピアノ 1932-)のピアノが存分に味わえる代表作。流麗でいてクリアな音色、明快な指さばき、欠点のない趣味の良いピアノプレイは、格調高く感じさせる。ベン・タッカー(Ben Tucker/ベース 1931-)の強靭なベース・ラインも注目で、彼とロイ・バーンズ(Roy Burns/ドラムス 1935-) のリズムに支えられ、気持ち良さそうに奏でるピアノのソロがなんとも楽しい。1959年9月25日録音。

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美しすぎるあなた

エディ・ヒギンズ・トリオ

TKCV-35413
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2008年で76歳を迎えるベテランピアニスト、エディ・ヒギンズ(Eddie Higgins 1932-)。今なお精力的にアルバムをリリースしているその姿には頭が下がるばかりだ。ジェイ・レオンハート(Jay Leonhart/ベース 1940-)、マーク・テイラー(Mark Taylor/ドラムス 1962-)を従え、経験と実力を兼ね備えた、円熟のピアノ・スタイルを聴かせてくれる。

一切の澱みがなく、自分の奏でる音の細部にまで愛情が注ぎ込まれているかのようにやさしく、柔らかなピアノの音色は、本当にリラックスさせてくれる。

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マリッジ・イン・モダン・ジャズ

リタ・ライス&ピム・ヤコブス・トリオ

UCCU-5497
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ドラムスの代わりにギターが入る、オールド・スタイルのピアノ・トリオをバックに、リタ・ライス(Rita Reys/ヴォーカル 1924-)のヴォーカルと、欧州らしい粋な演奏が楽しめる傑作。のびのびと歌いながら、時おり語りかけてくるような彼女のヴォーカルが最高にクール。夫君でもあるピム・ヤコブス(Pim Jacobs/ピアノ 1934-)の小気味良いピアノとともに、くつろぎに満ちあふれた演奏を展開。ジャケットに写る2人も実に幸せそうだ。1960年6月、オランダ録音。

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メイク・サムワン・ハッピー

ソフィー・ミルマン

VICJ-61446
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アメリカやカナダはもとより、日本でも現在もっとも人気のある若手ジャズ・ヴォーカリストの1人である、カナダ出身(生まれはロシア)のソフィー・ミルマン(Sophie Milman 1984-)の2ndアルバム。全体的に、ほどよく力の抜けたゆとりのある演奏で楽しませてくれる。

ニューオリンズ・ジャズ風のアレンジも華やかな「Like Someone In Love」は、ミドル・テンポのノリのよい4ビート。クラリネットやフルートの軽快なアンサンブルと、彼女の滑らかで鮮やかな歌い回しが絶妙にマッチした心地のよい快演。


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レッツ・ハヴ・ア・ボール

タイリー・グレン

TOCJ-9606
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1940年〜46年、最盛期のキャブ・キャロウェイ(Cab Calloway 1907-94)楽団のリード・トロンボーン奏者として活躍した名手、タイリー・グレン(Tyree Glenn/トロンボーン/ヴォーカル 1912-74)の代表作。1939年にはL.Aのライオネル・ハンプトン(Lionel Hampton/ヴィブラフォン 1909-2002)の楽団に在籍、1947年〜51年までは、デューク・エリントン(Duke Ellington/ピアノ 1899-1974)の楽団で活躍した、筋金入りのビックバンド・プレイヤー。大きくて張りのあるふくよかな音、ユーモラスな演奏スタイルは、さすが、ビックバンドの名手だ、と惚れ惚れとしてしまう。なんとも言えない男の色気を感じる。トミー・フラナガン(Tommy Flanagan/ピアノ 1930-2001)のピアノ・トリオにメアリー・オズボーン(Mary Osborne/ギター 1921-1992)を従えたワン・ホーン・クインテットによる1960年の録音。

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