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名曲の楽しみ JAZZ/WorldMusic編 案内人 船木文宏

JAZZ/World Music編 11/22更新 JAZZトップへ戻る
king porter stomp/キング・ポーター・ストンプ
  作曲:ウィントン・ケリー(Wynton Kelly)

ハード・バップ・ジャズを代表するピアニスト、ウィントン・ケリー(Wynton Kelly 1931-71)はジャマイカに生まれたが、4歳の時に両親とアメリカに移住したので、ニューヨーク育ちである。

早くから才能を発揮し12歳でプロ・デビュー、当初はR&B畑で活躍した。51年から52年にかけて、ダイナ・ワシントン(Dinah Washington 1924-63)の歌伴をつとめるかたわら、ジャズ・セッション・プレーヤーとしても活躍。除隊後、55年にダイナ・ワシントンの歌伴に復帰し、その後自己トリオを結成。その活躍ぶりがマイルス・デイヴィス(Miles Davis/トランペット 1926-91)の目にとまり、1959年から63年までマイルス・バンドに在籍した。その後、ポール・チェンバース(Paul Chambers/ベース 1935-69)、ジミー・コブ(Jimmy Cobb/ドラムス 1929-)と結成したトリオは、“60年代最強のトリオ”と絶賛され人気を博した。

「Kelly Blue」は、彼が絶頂期に残した代表傑作『ケリー・ブルー』(1959年)のタイトル曲。ケリーのブルージーな魅力が反映されたオリジナル曲。

必聴オススメ盤
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ケリー・ブルー+2

ウィントン・ケリー

UCCO-5016
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1959年2月19日(1,5,8曲目)、3月10日(2,3,4,6,7曲目)ニューヨークで 録音された。マイルス・デイヴィス・グループで腕を磨いてた時代の、トリオ5曲とセクステット3曲のファンキーでスウィンギーな演奏が詰まった快作。

ボビー・ジャスパー(Bobby Jasper 1926-63)のフルートがもの哀しさを感じさせる「Kelly Blue」は、ファンキーな味付けと軽快なテーマで一度聴いたら忘れられない決定的名演。


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アフリカン・ワルツ+2

キャノンボール・アダレイ・アンド・ヒズ・オーケストラ

VICJ-41748
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王道を行くダイナミックなビッグ・バンド・サウンドをバックに、絶頂期のキャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley 1928-1975)の豪快なアルト・サックスが楽しめる快作。1961年2月、5月、1962年7月の録音。

オリヴァー・ネルソン(Oliver Nelson/アルト、テナー・サックス 1932-75)やウィントン・ケリー(Wynton Kelly/ピアノ 1931-71)など名だたるメンバーがバックをつとめ、リズム&ブルースのようにはじけるファンキー・ジャズは明朗にして軽快。ビッグ・バンドにアレンジされた「Kelly Blue」は、ホーン・アンサンブルにより一層ブルージーな深みが増し、曲の世界に引き込まれる。

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ケリー・ブルー

ダン・ニマー・トリオ

TKCV-35204
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ダン・ニマー(Dan Nimmer/ピアノ 1982-)はウィスコンシン州ミルウォーキーの生まれ。10歳の頃からピアノを始め、高校卒業後、シカゴの北イリノイ大学へ進学。同大学でジャズ・ピアノを学び、同時にシカゴのジャズ・シーンで本格的な活動を始めた。2004年にニューヨークへ進出し、自己のピアノ・トリオなどで活動するとともに、2005年3月からウィントン・マルサリス(Wynton Marsalis/トランペット 1961-)の元で活躍している。

そんな現在要注目の若手ピアニストのヴィーナスレコード第2弾。気持のよいスイングを聴かせてくれた前作同様、今作も変わらぬピアノ・スタイルで、ケリーゆかりの名曲を含む全11曲を披露。2006年3月25、26日録音。

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パリ発 1256

チェロ・アコースティックス

TKCK-3005
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デンマーク出身のピアニスト、ニルス・ラン・ドーキー(Niels Lan Doky 1964-)と、チェロ3人、ウッドベ−スという珍しいクインテット編成による演奏。3本のチェロが優しいハーモニーを奏で、その豊かな中低音域の中をグルーヴィーに駆け巡る鮮やかなピアノ。心地よい雰囲気に、安らぎ、癒される。


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ア・スウィンギング・ランデブー

ヤン・ラングレン・トリオ

MMEX-114
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2007年2月コペンハーゲンで録音された、ヤン・ラングレン(Jan Lundgren/ピアノ 1966-)、イェスパー・ルンゴー(Jesper Lundgaard/ベース 1954-)、アレックス・リール(Alex Riel/ドラムス 1940-)によるピアノ・トリオ作品。「Kelly Blue」のほか、マル・ウォルドロン(Mal Waldron/ピアノ 1926-2002)の「Soul Eyes」、セロニアス・モンク(Thelonious Monk/ピアノ 1917-82)の「Well You Need'nt」といったモダン・ジャズの名曲をスウィンギーに演奏。テクニカルに、そして軽快にスィングする、折り目正しい正統派ピアノ・トリオ作品。

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