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名曲の楽しみ JAZZ/WorldMusic編 案内人 船木文宏

JAZZ/World Music編 10/25更新 JAZZトップへ戻る
Jordu/ジョードゥ
  作曲:デューク・ジョーダン(Duke Jordan)

デューク・ジョーダン(Duke Jordan/ピアノ 1922-2006)が1954年に書いた名曲。最初は「Minor Escamp」というタイトルで録音もしている。“Jordu”とは、自身の名前“Duke Jordan”をアナグラム風にしたものと、ジャズ界ではいわれ、“Jor-du”とも綴られる。

必聴オススメ盤
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クリフォード・ブラウン・アンド・マックス・ローチ+2

ブラウン=ローチ・クインテット

UCCU-5031
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1950年代前期はウエスト・コースト・ジャズの全盛期で、ニューヨークには見られない活況をみた。マックス・ローチ(Max Roach/ドラムス 1924-2007)は、コンサート・プロモーターのジーン・ノーマン(Gene Norman 1922-)から、自身のグループでの活動を勧められ、ニューヨークからクリフォード・ブラウン(Clifford Brown/トランペット 1930-56)を連れてロサンゼルスに乗り込んだ。テナー・サックスには一時テディ・エドワーズ(Teddy Edwards 1924-2003)が入ったが、 54年8月、メンバーをこのディスクのメンバーに一新してこれをレギュラーとした。

翌年、主導権を奪われたウエスト・コーストに巻き返しを図ったニューヨーク・ジャズ界に戻り、ロサンゼルスに帰るハロルド・ランド(Harold Land/テナー・サックス 1928-2001)の後任に、ジャズから離れてシカゴで肉体労働をしていたソニー・ロリンズ(Sonny Rollins/テナー・サックス 1930-)を入れて、クリフォード・ブラウンが25歳で事故死するまで、クリフォード・ブラウン〜マックス・ローチ・クインテットは、そのメンバーのままで継続したのであった。

「Jordu」の決定的名演として知られるこの作品は、クリフォードはもちろん、全員がすばらしいソロを繰り広げる。


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オール・スルー・ザ・ナイト

ジーン・ディノヴィ・トリオ

MMEX-113
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ジーン・ディノヴィ(Gene DiNovi/ピアノ 1928-)は、1940年代にチャーリー・パーカー(Charlie Parker/アルト・サックス 1920-55)や、レスター・ヤング(Lester Young/テナー・サックス 1909-59)などとも共演したベテラン・ピアニスト。14歳でプロ・デビューし、ベニー・グッドマン(Benny Goodman/クラリネット 1909-86)、バディ・リッチ(Buddy Rich/ドラムス 1917-87)などの楽団で活躍、ビリー・ホリデイ(Billie Holiday/ヴォーカル 1915-59)、トニー・ベネット(Tony Bennett/ヴォーカル 1926-)らの歌伴でも敏腕を発揮した。

長年にわたり米国のジャズ&ポピュラー界で名バイプレイヤーとして多忙に活動を続けた。その後カナダのトロントに拠点を移し、“PediMega”や日本の“Marshmallow”からジャズ・アルバムを次々と発表した。この作品は、日本が世界に誇る名レーベル“マシュマロ・エキスポート”からの1枚。優しく品のある演奏を聴かせてくれる。2006年11月横浜録音。レフィーノのソフト購入サイトでは「ジョルドゥ」と表記されている。

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ホエン・ライツ・アー・ロウ

ピート・ジョリー・トリオ

BVCJ-37422
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ピート・ジョリー(Pete Jolly/ピアノ 1932-2004)は1950年代から活動している西海岸を代表するピアニストで、ハードバップの流れを汲むテクニシャン。このアルバムは、ジャケットのセクシーな絵柄も印象的な人気作品。

スタジオミュージシャンとして多忙な一方で、多くのジャズアルバムに参加し、重宝されていたこの時代。「Jordu」でみせる軽快なタッチと、メリハリの効いたフレイジング、4ビートの王道をゆくようなスウィング感が絶品。ジャケ写とは裏腹にウキウキするようなアドリブの楽しさを味わうことができる。1956年、Los Angelesで録音。

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アルハンブラの想い出

シルヴァン・リュック・トリオ

VACR-2055
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シルヴァン・リュック(Sylvaine Luc/ギターe 1965-)は、南仏バイヨンヌ出身。9歳で兄たちとともにバスク地方のフォークロア・アルバムを録音。15歳でジャズに出会い、初めてのバンド“ビル・クインテット”を結成。1982年、サン・セバスチャン国際フェスティバルで優勝し、その地域で最も有名なギタリスト、ベーシストになる。

この作品は、2002年にシルヴァン・リュック・トリオとして、フランスのジャズレーベル“ドレフュス・ジャズ”からリリースした作品。リュックの演奏は、常に明るく、のびのびとしていて、優しさに満ちている。しかし、のどかな演奏に油断は禁物。聴き所が次々と登場する。その驚異的なテクニックと小粋なセンス、イマジネーションを掻き立てる見事なアドリブが存分に楽しめる「Jordu」はギターファン必聴。


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ワン・フォー・ザ・ライブラリー〜ソロ・ピアノ

デューク・ジョーダン

MYCJ-30523
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第2次世界大戦の5年後に起こった朝鮮戦争のために、多くのジャズメンが続々と西海岸に徴集終結させられたため、ロサンゼルス(Los Angeles)を中心とするウエスト・コーストにジャズの繁栄をもたらした。その煽りを受け、ニューヨーク・ジャズ界は火が消えたような不況となった。

54年「Jordu」、59年「Les Liaisons Dangereuses(No Probrem)」を発表し、人気作曲家兼ピアニストとして注目をされるようになったデューク・ジョーダンも、このチャンスをニューヨークで生かすことは出来なかった。いや、しなかったのか…。ジョーダンが一時、タクシー・ドライバーをしながら生活をしていたのは有名な話。

その後1963年、ニューヨークを離れ、新天地を求め活動の拠点をヨーロッパへと移した。この作品は、デンマーク、コペンハーゲンのジャズ・レーベル“ストーリーヴィル(STORYVILLE)”へ吹き込んだソロ・ピアノ・アルバム。ジャズとともに生きたジョーダンが奏でるメロディ、音色には大きな暖さを感じる。1993年10月6日、コペンハーゲンのFocus Recordingで録音。

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