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名曲の楽しみ JAZZ/WorldMusic編 案内人 船木文宏

JAZZ/World Music編 10/11更新 JAZZトップへ戻る
Jitterbug Waltz/ジターバッグ・ワルツ
  作曲:トーマス・“ファッツ”・ウォーラー(Thomas "Fats" Waller)

100キロを超える巨漢ゆえ“ファッツ”というニックネームがついたジャズ・ピアニスト、歌手、作曲家、そしてユニークなエンタテイナーだったファッツ・ウォーラー(Fats Waller 1904-43)が1942年に作曲、同年3月に録音した作品。ワルツのリズムにのせ、よじれたメロディが不思議な雰囲気を醸し出すこの曲は、ウォーラーがもともとパイプオルガンで演奏するために書いた曲だという。“jitterbug”は2拍子のダンス、ジルバのことだが、ここではスウィング・ジャズに合わせて踊るダンスのことを指す。

必聴オススメ盤
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ステラ・バイ・スターライト〜ライヴ・アット・バードランド

スティーヴ・キューン

TOCJ-66372
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スティーヴ・キューン(Steve Kuhn/ピアノ 1938-)、ロン・カーター(Ron Carter/ベース 1937-)、アル・フォスター(Al Foster/ドラムス 1944-)のトリオによるニューヨークのジャズクラブ、バードランドでの演奏をライヴ録音した作品。このライブは1986年に同クラブにこのトリオが出演して以来、20周年を迎え、これを記念して2006年7月7、8日に行なわれた。

このトリオでは、『THE VANGUARD DATE』『LIFE'S A MAGIC』というライヴ・アルバムをリリース済みで、お互いに手の内を知り尽くしたと思われる息の合った演奏が聴きどころ。繊細なタッチのピアノとロン・カーターの緩急自在なベース・プレイが実にスリリングだ(レフィーノサイトでは「ジタバッグ・ワルツ」と表記されている)。


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チャント・オブ・タイム

エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ

VACD-1004
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マーク・ジョンソン(Marc Johnson/ベース 1953-)、ジョーイ・バロン(Joey Baron/ドラムス 1955-)を迎えた1997年ニューヨーク録音。エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunzi/ピアノ 1949-)がアルファ・ジャズに残した傑作。スタンダード・ナンバーを中心に、フリー・ジャズ的な要素をあまり前面に出さないメロディアスな構成で、スウィングとは一味違った心地よさが味わえる。

「ジターバッグ・ワルツ」(レフィーノサイトでは「ジッターバグ・ワルツ」と表記されている)はピエラヌンツィらしい曲の解釈で、ナチュラルでエレガントないわゆる欧州ジャズらしいアレンジが施され、シャープなリズムもより一層、クラシカルで叙情的な印象を与える。

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ディジーズ・ビッグ4

ディジー・ガレスピー

VICJ-41683
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ディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie/トランペット 1917-93)、ジョー・パス(Joe Pass/ギター 1929-94)、レイ・ブラウン(Ray Brown/ベース 1926-2002)、ミッキー・ロカー(Mickey Roker/ドラムス 1932-)という名手揃いの和やかなセッションで、1974年9月の録音。ディジー・ガレスピーの愛らしいミュート・トランペットの音色、ジョー・パスの絶妙なバッキング、レイ・ブラウンの太いベース、ミッキー・ロカーの軽快なリズム・サポートもキラリとセンスが光る。ときおりみせるスリリングな演奏の応酬が楽しい(レフィーノサイトでは「ジターバグ・ワルツ」と表記されている)。

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ハッピー・タイム

ジュニア・マンス・トリオ

VICJ-41567
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快適にスウィングしたジャズ・ピアノの楽しさを味わうことができる作品。聴くものを幸せな気分に導く、文字どおりハッピーなピアノ・トリオの名演。メンバーはジュニア・マンス(Junior Mance/ピアノ 1928-)、ロン・カーター(Ron Carter/ベース 1937-)、ミッキー・ロカー(Mickey Roker/ドラムス 1932-)。1962年のニューヨーク録音。

マンスは、ディジー・ガレスピーのバンドにいたこともあり、ラテンなどを得意としたディジーのバンドで鍛えた、グルーヴィな演奏や躍りあがるような弾むリズム感は絶品。「ジターバッグ・ワルツ」で聴けるマンスの華やかなプレイはファッツ・ウォーラーを彷彿とさせる。


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ズート・シムズ・レコーディド・ライブ・アット E.J.'s

ズート・シムズ

MYCJ-30502
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ズート・シムズ(Zoot Sims/テナー・サックス/ソプラノ・サックス 1925-85)が、ルーマニア出身で当時アメリカ在住だった、ヤンシー・キョロシー(Yancey Korosi/ピアノ 1926-)のトリオをバックにジョージア州アトランタのジャズクラブ「E.J.'s」に出演した際のライヴ録音作品。1981年8月9日録音。

「ジターバッグ・ワルツ」(レフィーノサイトでは「ジルバ・ワルツ」と表記されている)「オーヴァー・ザ・レインボー」「朝日のごとくさわやかに」「キャラヴァン」などの、超のつく有名曲ばかりを収録。晩年のズートが聴ける貴重なライヴ音源ということに加え、熱気がほとばしるプレイの数々は、ファンには涙もの。

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