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名曲の楽しみ JAZZ/WorldMusic編 案内人 船木文宏

JAZZ/World Music編 8/8更新 JAZZトップへ戻る
It's All Right With Me/イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー
  作詞・曲:コール・ポーター(Cole Porter)

1953年にブロードウェイで大ヒットを記録したミュージカル『Can-Can(カンカン)』で主演のピーター・クックソン(Peter Cookson 1913-90)が歌った快適なナンバー。速いテンポの4ビートで演奏されることが多く、スリリングで溌剌とした気持ちのよい快演が多い。

必聴オススメ盤
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クール・ヴォイス・オブ・リタ・ライス

リタ・ライス

UCCU-5137
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オランダの歌姫リタ・ライス(Rita Reys 1924-)の地元オランダのヴェッセル・イルケン・コンボと、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズとの2セッションを収録したアルバム。美しい陰影のジャケットカバーも秀逸。1955〜56年、オランダとニューヨークで録音された。
「イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー」は、ヴェッセル・イルケン(Wessel Ilcken/ドラムス 1923-57)率いるコンボをバックに、艶やかさとブルージーさを併せもつ、若かりし日の彼女の魅力的な歌声と、スウィンギーで軽快なアレンジが抜群の相性を見せる。リタ・ライスとヴェッセル・イルケンは夫婦でもあった。


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イフ・アイム・ラッキー

ズート・シムズ

VICJ-41791
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ジミー・ロウルズ(Jimmy Rowles/ピアノ 1918-96)のトリオをバックにズート・シムズ(Zoot Sims/テナー・サックス 1925-85)が1977年に録音した作品。成熟の時を重ねた彼らの、ほっこりしたスウィング感が楽しめるセッション。
ズート・シムズの暖かいテナー・サックスの音と、ジミー・ロウルズのいぶし銀の渋いピアノ。夜、ほっとしたい時に安心して聴ける1枚。

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ブルース・イン・ザ・ナイト

アン・ハンプトン・キャラウェイ

UCCT-1177
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日本でも話題となったブロードウェイ・ミュージカル『スウィング!』でトニー賞にノミネートされた実力派ヴォーカリスト、アン・ハンプトン・キャラウェイ(Ann Hampton Callaway 1959-)の作品。テッド・ローゼンタール(Ted Rosenthal/ピアノ 1959-)、クリスチャン・マクブライド(Christian McBride/ベース 1972-)、ルイス・ナッシュ(Louis Nash/ドラムス 1958-)の実力派トリオや、ジャズ・オーケストラなどをバックにスタンダード中心の選曲で聴かせる。
スケールの大きい、ダイナミックな歌い方が特徴で、しっとりとしたバラードで歌われる「イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー」は特に印象的。

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イントロデューシング・ジョニー・グリフィン

ジョニー・グリフィン

TOCJ-6513
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ジョニー・グリフィン(Johnny Griffin/テナー・サックス 1928-)の記念すべきブルーノート初リーダー・アルバム。高速でしかも分厚く太いテナー・サックスには、シカゴから満を持してニューヨークへ進出した彼の気迫が十分に感じ取れる。 本作に収録された「イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー」は、パワフルで強烈なブローを存分に味わえる屈指の快演。1956年録音のこの作品からは、まさにハード・バップが全盛を極めた当時のニューヨークの“熱っぽさ”がヒシヒシと感じられ、胸が熱くなる。


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フィーリン・レッド

レッド・ガーランド

PCCY-30038
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サム・ジョーンズ(Sam Jones/ベース 1924-1981)、アル・フォスター(Al Foster/ドラムス 1944-)という凄腕を迎え1978年に収録された、レッド・ガーランド(Red Garland/ピアノ 1923-1984)の後期作品の中でも指折りの傑作。
冒頭「イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー」の、3者がみごとなバランスで混ざり合い、互いを高め合いながらトリオ全体でグルーヴしていくさまがなんとも素晴らしい。スウィンギーなナンバーでは、ガーランドならではの小気味いい演奏が聴かれ、バラードでは愛らしいロマンティシズムが横溢する。アル・フォスターの饒舌なドラムも心地よく気分を高揚させてくれる。

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