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名曲の楽しみ JAZZ/WorldMusic編 案内人 船木文宏

JAZZ/World Music編 7/25更新 JAZZトップへ戻る
How High The Moon/ハウ・ハイ・ザ・ムーン
  作詞:ナンシー・ハミルトン(Nancy Hamilton)
  作曲:モーガン・ルイス(Morgan Lewis)

1940年に『Two for the show』というミュージカルで使われた曲。そのときはさっぱりだったが、ベニー・グッドマン楽団のヘレン・フォレスト(Helen Forrest 1917-1999)が歌ったところ大ヒットを記録した。

4度進行の心地良いこの曲に、いちはやく目をつけたディジー・ガレスピー(Dizzy Gillespie/トランペット 1917-93)が、ビ・バップ発祥の地といわれるライブ・ハウス“ミントンハウス”で何度か演奏することを通じて多くのジャズメンに広まったようだ。また、この曲のコード進行を基に作られた曲にチャーリー・パーカー(Charlie Parker/アルト・サックス 1920-55)の「オーニソロジー」やコールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins/テナー・サックス 1904-69)の「ビーン・アット・ザ・メット」などがある。いまなおセッションなどで用いられることも多い。

必聴オススメ盤
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『グッドナイト&グッドラック』オリジナル・サウンドトラック


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日本では、2006年に公開されたジョージ・クルーニー(George Clooney 1961-)監督作品『グッドナイト&グッドラック(Good Night, and Good Luck)』のサウンドトラック盤。映画は、実在したニュースキャスター、エド・マロー(Ed Murrow 1908-65)と、ジャーナリズムの仲間たちを描いた知的ハードボイルド漂う作品。
ちなみに 映画『グッドナイト&グッドラック』のDVD(TBD-1129)はこちら
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モノクロで撮影されたこの映画で、当時の“アメリカ”の雰囲気を一層引き立てるのは、ダイアン・リーヴス(Dianne Reeves 1956-)が歌うジャズ・ナンバーの数々。この作品で彼女は、第48回グラミー賞ベスト・ジャズ・ヴォーカル賞を受賞した。ジェフ・ハミルトン(Jeff Hamilton/ドラムス 1953-)の参加も、輸入盤ファンは見逃し厳禁。

劇中、CBS局内で放送のために歌っている黒人の女性歌手という設定で、人気のジャズ・ナンバーを披露する。「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」はどの場面で流れるのか…ぜひ、DVDをご覧いただきたい。


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コンファメーション

トミー・フラナガン

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トミー・フラナガン(Tommy Flanagan/ピアノ 1930-2001)が「エンヤ(enja)レーベル」に残した、70年代の欧州ジャズを代表する人気作『エクリプソ(ECLYPSO)』と、『バラッズ&ブルース(Ballads & Blues)』の未発表音源を集めたファン必携の作品。ちなみに、エンヤとは「Europe New Jazz」の略。
ジョージ・ムラーツ(George Mraz/ベース 1944-)と、エルヴィン・ジョーンズ(Elvin Jones/ドラムス 1927-2004)というバックの好サポートに支えられた、小気味よいスウィングにあふれた名演ぞろい。1977、78年録音。

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シェークスピア・フェスティヴァルの
オスカー・ピーターソン・トリオ

オスカー・ピーターソン・トリオ

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1956年8月8日、オスカー・ピーターソン(Oscar Peterson/ピアノ 1925-)が故郷カナダのジャズ・フェスティヴァル“シェークスピア・フェスティヴァル”に凱旋出演した際のライヴ盤。ハーブ・エリス(Herb Ellis/ギター 1921-)、レイ・ブラウン(Ray Brown/ベース 1926-2002)とのドラムレス・トリオで、初期トリオの最高傑作として名高い作品。
3人が一丸となって気持ちよくスウィングする、楽しげな演奏が目に浮かぶ。圧倒的なテクニック、イマジネーション豊かなソロ、ピーターソン・ファンならずとも、ジャズ・ライヴの代表的アルバムとしてオススメ。

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ゴー・マン!

ソニー・クリス

TOCJ-6814
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カキ氷を食べている時にコメカミあたりを不意に襲う、あのピキーンと突き刺さるような、そんな衝撃に近いかもしれない。ハキハキとして硬質な、芯のあるアルト・サックスの音が聴きたいんだ、という方には是非オススメのソニー・クリス(Sonny Criss/アルト・サックス 1927-77)の人気盤。
ソニー・クラーク(Sonny Clark/ピアノ 1931-63)のピアノ・トリオを迎え、熱っぽいプレイを繰り広げるワンホーン・カルテット作品。この、一度聴いたら忘れられない鋭いアルト・サックスの音色が、縦横無尽に駆け巡る。純粋で真っ直ぐな彼の音は、心にピキーンと突き刺さる。


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サックス・プレイヤーズ

レイ・ブラウン

UCCT-3005
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テラーク・レーベルの中でも定評のある企画シリーズ、レイ・ブラウン(Ray Brown/ベース 1926-2002)の“ベスト・フレンド・シリーズ”の第2弾作品。レイ・ブラウン・トリオが新旧6人のサックス奏者と共演。1曲目に収録されている「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」は、ジョー・ロヴァーノ(Joe Lovano/テナー・サックス 1952-)を迎えたカルテットでの演奏。
クールでどっしりとしたブラウンのベースの安心感からか、ロヴァーノもいつになくアグレッシヴなソロを聴かせてくれる。大地を自由に駆け回るようなアプローチを繰り広げるロヴァーノを、しっかりと支えるベース・ワークが渋い。1995年11月録音。

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