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名曲の楽しみ JAZZ/WorldMusic編 案内人 船木文宏

JAZZ/World Music編 (11/22更新) JAZZトップへ戻る
Con Alma/コン・アルマ
  作曲:Dizzy Gillespie(ディジー・ガレスピー)
ジャズメン作曲のジャズ・オリジナル。ジャズ・トランペットの巨人、ディジー・ガレスピー(1917-93)によるスロー・テンポのラテン・ナンバー。一音一音を長く伸ばしてゆっくりと下っていくメロディ・ラインと、軽やかなアフロ・リズム。まるで南国の静かな海に夕日が沈むような哀愁漂う情景を思わせる。タイトルの意味は、音楽用語で“心をこめて (with soul)”の意味だそうだ。
必聴オススメ盤
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マンテカ

ディジー・ガレスピー

POCJ-2772
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ガレスピー自身による初演が、54年6月3日録音のこの作品。フルート、ピアノ、ベースに加え、キャンディド、ホセ・マングァルなど強力なラテン・パーカッショニスト4人(ラテン・アメリカン・リズム)を加えた計8人による白熱のセッション。他の曲も「チュニジアの夜」「キャラバン」などアフロ〜ラテン・ジャズがずらり。雷雨のような怒濤のリズム、音の洪水とはまさにこれのこと。


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スウィート・レイン

スタン・ゲッツ・クァルテット

UCCU-5090
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スタン・ゲッツ(Stan Getz/テナーサックス,1927-91)、ロン・カーター(Ron Carter/ベース,1937-)、チック・コリア(Chick Corea/ピアノ,1941-)、グラディ・テイト(Grady Tate/ドラムス,1932-)といった、錚々たるメンバーによる1967年3月30日の録音。瑞々しくシャープな切れ味をみせるチック・コリアのピアノ、ロン・カーターのベースはゆっくりと流れる大河のように穏やかにそして強い。テイトのドラムスはさまざまな変化をみせる空模様のようだ。そこへ、太く朗々としたゲッツのテナーの音色が、極上のリラックス・ムードに花を添える。

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ジャズ・ミーツ・ザ・ボサノヴァ

ポール・ウィンター・セクステット

SICP-870
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ジャズ・ボッサというと1963年に録音されグラミー賞を受賞した、前出スタン・ゲッツとボサノヴァの法王ジョアン・ジルベルトによる『ゲッツ/ジルベルト』が超のつく名盤として有名だが、このアルバムはポール・ウィンター(Paul Winter/アルトサックス,1939-)率いる面々が、アメリカ国防省の音楽文化交流使節として訪れたブラジルで「ボサノヴァ」に出会い衝撃を受け、帰国後すぐにレコーディングした作品。ゲッツが『ジャズ・サンバ』というジャズ・ボッサ・アルバムを発表したのと同じ1962年の録音。1960年代のジャズ・ボッサ・ブームの先駆けである。ここに収録された「コン・アルマ」が聴きたくて時折り棚から取り出しては聴く秘蔵の1枚となっている。これを聴くと、楽しかった幼い日々への想い、懐かしさ、といった郷愁のようなものを感じノスタルジックな気分になる。つまり、ブラジルのポルトガル語でいうと“サウダージ”となる。


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