マイルス・デイビス(Miles Davis/トランペット,1926-91)による決定的名演が収録されているのが1955年、56年録音のこの作品。この作品にはジャズ・エッセンスのおおよそが凝縮されている、といってしまってもいいのではないだろうか。このアルバムを聴くといつもそう思う。スピーカーからこのアルバムが流れると、そこに漂う空気、そこにあるものすべてが“ジャズ”となり、各々がイメージするさまざまな“ジャズ”に答えをくれる。聖典といっても過言ではない。まさにジャズ史に燦然と輝く名盤。ここでいう“ジャズ”は、形式や理論が…というのを必要としない、聴けば感じるものである。
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