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2007.6.20更新 |
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栄養満点の野菜は口に苦し?
新種の野菜というわけではないのに、数年前、突如全国的にブレイクしたのがゴーヤーだ。ツルレイシやニガウリ(苦瓜)という名前でも知られるウリ科の野菜である。
ゴーヤーはインドや東南アジア諸国でも食べられており、日本では沖縄の名物野菜。苦味が特徴の野菜だから、なかなか全国区の野菜になることはなかった。それが一躍ブームとなったのは、NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」(2001年放送)のヒットと無関係ではないだろう(ゴーヤーマンというキャラクター人形も出ていた)。「ちゅらさん」といえば沖縄、沖縄といえばゴーヤーのつながりで、この苦味がいままでにない新鮮な味としてヒットし、いまでは夏野菜として定着した感がある。
驚くのは苦味ばかりではない。ゴーヤーは栄養の塊りともいえる野菜なのである。ビタミンCの含有量は、同じウリ科のキュウリの10倍。しかも、通常加熱すると壊れるビタミンCだが、ゴーヤーでは加熱してもほとんど壊れない。その他ミネラルも豊富だから、夏バテ予防、食欲増進に効果がある。また、果皮には「モモルデシン」「チャランチン」という成分があり、これらは血糖値を下げる効果があるから、糖尿病にも有効な食材でもあるのだ。
とはいえ、あの苦味が……という人もいる。そういう人にも美味しく食べられるように、ゴーヤーの認知度が上がるに従っていろんな料理も紹介されているが、ここではあの苦味を活かした「ゴーヤーの肉詰め」と、苦味を抑えた「ゴーヤーと茄子の味噌炒め」の2品を紹介する。どちらにしても、夏を乗り切る美味料理なので、ぜひ食べていただきたい料理だ。