まずは具材の準備。下茹でした菜の花は、水気を絞り3〜4cm幅に切る。パプリカはタテ半分に切り、ヘタを切り取ってタテに3等分して、中の白い部分を取り除いたら、ひと口大に乱切りにする。薄切り牛肉もひと口大に切り、醤油大さじ2分の1、酒大さじ1、おろしニンニク小さじ1の下味に馴染ませる。これは炒める直前に片栗粉を適量まぶしておく。片栗粉をまぶすのは、食感をやわらかくし、旨味を閉じ込めておくためだ。 合わせ調味料は、ボウルに醤油大さじ1、砂糖小さじ1、鶏ガラスープの素小さじ1、酒大さじ1、オイスターソース大さじ1を入れてよく混ぜておく。 フライパンに適量の油を熱し、まずスクランブルエッグ(炒り卵)を作る。溶いた卵2個をフライパンに入れ、外側が固まってきたら菜箸などでかき回しながら、半熟くらいになったら一旦皿に取り出す。
酒肴にも主菜にもお奨めの超美味料理再度フライパンに油を熱したら、牛肉を炒める。肉に火が通り色が変わってきたらパプリカを加え、7割ほど火が通ったら菜の花を入れる。これは下茹でしているので、温まる程度に混ぜたら合わせ調味料を加える。全体に味が絡んできたら、先のスクランブルエッグを加えてさっと混ぜ、皿に盛れば出来上がりだ。この炒める作業は、強火で短時間に一気に仕上げるのが美味しく仕上げるコツだ。 菜の花の緑、パプリカの赤、卵の黄色の3色が目にも鮮やかだ。そしてこれがじつに旨い! 安い牛肉でいいと、実際安価な牛肉を使ったと関口さんはいうのだが、食べてみるとやわらかくコクがあって美味しい。パプリカは噛むごとに甘味が口の中に広がっていく。そして菜の花。かすかな苦味の茎と、調味料を吸い込んだ蕾が絶妙のバランスで、箸が止まらないほどだった。それに冷めてもこの美味しさは変わらない。酒なら紹興酒か焼酎、ビールなどに合うが、じつは炊き立てのご飯と一緒に食べたいと切実に思った1品でもあったのだ。 |
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