最初は菜の花の下茹でだ。鍋にお湯を沸かし、色を鮮やかにするため塩を少々入れたら、茎を下にして鍋に沈めていく。すぐに鮮やかな緑になるので、そこから10秒ほどで取り出し、氷水に浸けて色止めする(茹で過ぎると歯応えがなくなるので注意する。また、次の「菜の花と牛肉のオイスターソース炒め」も下茹でするので、同時に食べるなら、ここで一緒に茹でてもいい)。菜の花が冷たくなったらザルに取って水気を切っておく。 次は小エビを下茹でする(菜の花を下茹でしたお湯でもいい)。これは身がぷりっとなるのが目安で、数秒間熱湯に潜らせる程度でいい。 アボカドは、タテ中央に包丁を入れると種に当たるので、そこからアボカドを回すようにして中心に切れ込みを入れていく。切れ目を境ににして、上下を両手で包むようにしてつかんだら、ちょうど瓶の蓋を外すようにそれぞれ反対方向に回すと半分に分かれる。種は包丁の刃元で刺して回すと簡単に取ることができる。手で皮を剥いたら果肉は7mm角に切る。アボカドは空気に触れる時間が長くなると黒ずんでくるので、角切りにしたら色止めでレモン汁をかけて馴染ませておく。菜の花は水気を絞り、7mm幅に切る。また、缶詰のスイートコーンは水気をよく切っておく。 彩りも鮮やかな春の爽やか味![]()
トッピングには硬めに茹でた卵を用意する。黄身と白身を分け、それぞれアク取りで使う網杓子に押し出してフレーク状にする。 ドレッシングはオリーブオイル大さじ2、白ワインビネガー大さじ1(なければ酢、またはレモン汁でもいい)、粒マスタード小さじ1、きび砂糖小さじ1(今回はやわらかな甘さのあるきび砂糖を使ったが、普通の砂糖でもいい)と塩小さじ3分の1を入れ、そこに細かく刻んだパセリとエシャロット(なければ玉葱でいい)を加えて乳化するまでよく混ぜる。このドレッシングに菜の花、小エビ、アボカド、スイートコーンを入れて絡ませる。 盛り付け用の皿にセルクルをのせ(セルクルがなければ、底の浅いコップを使う)、その中にサラダを詰めていく。スプーンの裏で軽く押しながらサラダを詰めたら、そっとセルクルを抜く(コップの場合は、ここでコップに皿をかぶせて、皿ごと返してコップを抜く)。菜の花のお花畑のように、卵の白身と黄身のフレークをサラダの上や周りにたっぷりと散らし、さらに刻んだパセリを散らせば、目にも鮮やかな「菜の花と小エビの春色サラダ」の完成だ。
爽やかな味のドレッシングに絡んだ菜の花、小エビ、アボカドそれぞれの食感が優しい。フレーク状の卵も彩りだけではなく、優しい味わいの重要な脇役となっている。しかし、なんといってもサラダの主役はほのかに効いた菜の花の苦味で、噛むごとに春の訪れを味わうようだ。キリッ冷えたとウォッカや白ワインにぴったりの1品でもある。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||