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はじよう おとこの手料理 案内人 深川 達哉 懇切丁寧な調理動画で、初めてでも作れる季節の旬菜料理
旬菜編−旬菜12か月 2007.3.7更新

    連載 第9回   料理指導 関口絢子(料理クリエイター)

今日の旬菜 菜の花 「菜の花と小エビの春色サラダ」「菜の花と牛肉のオイスターソース炒め」 甘みが増す冬のほうれん草料理は、この2品がお奨め

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菜の花は栄養満点の春野菜

ほうれん草畑
ほうれん草
菜の花は暖かな春のいざない。食用にするのは蕾

映像を見る 01.今回の料理について

苦味が美味しいと思うようになったのは酒の味を覚えてから、という人は多いのではないだろうか。

魚介類でいえば、サンマやイワシの塩焼きで味わうワタの苦味。サザエやアワビの肝も同様で、これらは食べるたびに病みつきになる苦味の魔力だ。野菜ならゴーヤーや、今回の食材「菜の花」だ。魚介も野菜も共通するのは、単に苦味だけではなく、そこに甘みやコク、それに歯触りなども楽しませてくれることだ。

店頭にいち早く並んで春の訪れを告げる菜の花は、他のアブラナ科(キャベツやブロッコリーなど)と同様、地中海沿岸が原産地といわれ、後にヨーロッパで油を採るために改良された。日本でも安土桃山時代には採油目的で栽培されていたらしい。また栄養も豊富で、生活習慣病に効果のあるベータカロテンやビタミンCの含有率も高く、カルシウムや鉄分も多く含んでいる。それに独特の苦味は、体内の毒素を排出する効果もあり、春の訪れとともに体調一新、活力をつけたい方には、たっぷり食べていただきたい野菜なのである。

たっぷり美味しく食べる2品

春には、都心のお堀端にも華やぎを与え、野では畑一面に鮮やかな黄色い花を咲かせる菜の花だが、食用となると蕾(つぼみ)の時季になる。定番となるおひたしや和え物、あるいはお吸い物で食べることが多いが、ここではたっぷりと美味しく食べていただこうと「菜の花と小エビの春色サラダ」と「菜の花と牛肉のオイスター炒め」を紹介する。

ひと口食べて、この春じゅうは食べ続けたくなるような美味しい2品で、調理もいたって簡単。ぜひお試しいただきたい料理だ。


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