蓮根がふわふわ、もちもちの味に
ふわふわのタネは、すりおろした蓮根と豆腐を混ぜたもの。蓮根はでんぷん質が多いので、すりおろして加熱すると、ふわっとして粘りが出てくるのだ。
皮を剥いた蓮根はおろし金ですりおろす。豆腐(すりおろし蓮根と同じ重量が基本)をすり鉢ですり潰し、なめらかになるまで混ぜたら、おろした蓮根を加えてよく混ぜる。次に、人参以外の具材を入れて再度混ぜる。
このタネを魚が隠れるくらいたっぷりのせ、その上に型抜きした人参を彩り用に散らす。少し深めのフライパンか、広く浅い鍋に水を1〜2pほど入れる。そこに、魚にタネをのせた耐熱皿を置き、アルミホイルで蓋をして、中火で蒸す。底の水が沸騰して10分くらいが目安だが、魚の厚さによって火の通りが異なるので、菜箸などで魚の端を割って火の通りを確認するといい。魚を蒸している間に、べっこう餡を作ろう。
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| 水切りした豆腐をすり鉢ですり潰したら、すりおろした蓮根(豆腐と同じ重量が基本)を加え、なめらかになるまで混ぜる(上)。そこに人参以外の具材を入れて、よく混ぜる(下) |
鰹ダシ200ccを鍋で熱し、そこに醤油大さじ2、ミリン大さじ2分の1を加え、煮立ってきたら水溶き片栗粉(水:1、片栗粉:1)を加えてトロ味をつける。
蒸し上がった魚を皿に盛り、そこにゆずの皮の千切りを散らし、その上に熱々のべっこう餡をたっぷりかける。さらに小ネギの小口切りをのせ、好みで生ワサビのすりおろしを添えれば完成だ。
タネもふわふわなら魚もふわふわ。それにどちらも淡い甘みがあって、タネと魚が一体化している。この味わいを引き立てるのがべっこう餡で、3つの組み合わせが絶妙なのである。面倒な蒸し料理も蒸し器を使わず、これなら簡単。酒肴にも主菜にも合うので、ぜひお試しいただきたい料理だ。

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| タネをのせた魚は、フライパンに1〜2p水を入れ、アルミホイルで蓋をして蒸す |
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醤油、ミリンで味付けした鰹ダシは、煮立ってきたら水溶き片栗粉でトロ味をつけ、べっこう餡にする |
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