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イカは「塩辛風肝和え」と同じように下処理(ただし皮は剥かなくていい)したら、肝の薄皮にタテに切れ目を入れて4等分ほどにブツ切りにしておく。
足は根元でヨコに切り、その上の身はタテにブツ切りし、足は1本ずつに切っておく。胴はエンペラごとヨコに幅1〜2cmほどに切り、タテ半分に切る。
玉ねぎはタテ半分に切ってから薄切りにする。エノキダケは石づきを切り取り、軽くほぐしておく。
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| 肝はタテに切れ目を入れて4等分ほどに切る | ||||
中火で熱したフライパンにバターを溶かし、玉葱(海の食材と合う野菜で、炒めることで甘みが出る)とエノキダケ(しんなりしても食感が損なわれない)を炒める。ここで塩・コショウを軽く振り、玉葱などがしんなりしてきたらイカを加えて炒める。イカに火が通って白くなってきたら肝を入れ、具材に絡むように混ぜる。炒め過ぎるとイカが硬くなってくるので、この作業は一気に行ないたい。味見をして塩・コショウで味を整えて火を止めたら器に盛り、仕上げに小葱の小口切りを散らせば完成。じつに簡単な料理なのだ。
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| 足上の身はタテにブツ切り。足は1本ずつに切る。胴はエンペラごと皮付きで、ヨコに幅1〜2cmほどに切り、タテ半分に切る | ||||
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| バターで玉葱、エノキダケを炒めたらイカの切り身を加え、火が通ったら肝を入れて絡ませる | ||
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| 具材に絡んだ肝の旨味が絶品! これをご飯にのせて食べても美味しい | ||||
調理は切って炒めるだけ。調味料はバターと塩・コショウだけ。じつに簡単だが、これが病み付きになるくらい美味しい。濃厚な旨味の素は肝で、まさに味付け済みのソースの素のような極上の味わいなのである。しかもシンプルな調理だけに、食材の個性も味わえる。
玉葱は甘く、エノキダケはギュッギュッとした食感、イカは身と足、それにエンペラと部位によって異なる食感が楽しめる。
なによりこうした味わいを支えているのが肝の旨味で、肝袋の切り口にこびり付いた味わいは、まるで宝物を探しあてたような至福の味とでもいいたいほど。簡単調理なのに味わいは尽きないのだ。あまりに美味しいので、最後はご飯にかけて食べたほど。これが激ウマだった。肝ソースがご飯に染みわたり、おかず不要でぺろりと食べてしまったくらいで、この手(丼飯)もありかと確信した料理。その美味しさをぜひ試していただきたい。