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鍋料理というと家族や仲間など複数人数で食べることが多いため、なかなかひとりで鍋をつつくということはないが、それでも寒いこの時季はひとりでも食べたくなる。そこでお奨めしたいのがこの鍋料理だ。なにしろ簡単で手早く出来て、しかも美味しい1品だ。
材料は白身魚と冷蔵庫にある野菜でいい。しかもダシを取る手間もない。
今回使ったのはキンメダイのアラ。他の白身魚でもいいが、どちらにしても魚は熱湯で霜降りして冷水に移し、取り残したウロコや汚れを洗う。このひと手間で魚の臭みはなくなり、美味しさが倍増する。
スープは松茸風味のお吸い物の素(「松茸の味 お吸い物」)。ただしお吸い物を作るわけではないので、濃いめにする。お湯600ccに4袋を溶かし、そこに酒大さじ1、ミリン大さじ1を加える。これでダシの出来上がりとなる。
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| 魚は熱湯をかけ、すぐに流水で洗ってぬめりやウロコ、汚れを取り除いておく | ||
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| 鍋にダシを入れ、そこに具材を並べて火にかける | ||
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ダシを入れた鍋に、手で大きくちぎったレタス2〜3枚分、キンメダイ、皮を剥いてひと口大に切り下茹でした人参、手で大きめに割いたエリンギ(食感が松茸に似ている)、大きめに切った豆腐を入れて火にかける。鍋が煮立ったらこれで出来上がり。じつに簡単だ。付けダレのポン酢などの必要もない。鍋からそのまま食べるだけだ。
即席お吸い物の素でどれほどの旨味が出るものかと思ったが、これは驚きの美味しさだった。何回もお世話になった即席お吸い物の素が、見事に鍋用のダシに変身。しかもじつに上品な味わいなのだ。
レタスは煮込んでもシャキシャキの食感があり、エリンギは松茸のような食感だし、なにしろ汁が旨い。煮込むうちにキンメダイの旨味がダシに加わり、何も知らずに食べたら、手の込んだ鍋料理と思うに違いない。
仕上げはご飯を入れて雑炊でもいいが、お奨めは鍋焼きうどん。多少具材を残してうどんを入れて再度煮込み、煮立ってきたら卵を落として、半熟になったら火を止めて小葱の小口切りをたっぷりと散らす。このうどん、ちょっと関西風のつゆに似た美味しいダシで煮込まれるから当然これも旨い。
早い・安い・旨いという料理マジックを実感する1品で、大人数で食べるなら材料を人数分増やせばいい。まずは1度食べていただきたいお奨めの料理だ。
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| 見た目も味も、手の込んだ鍋料理ようだ | 仕上げは、半熟卵とたっぷりの小葱の小口切りを散らした鍋焼きうどんがお奨め。これがじつに美味しい |