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はじよう おとこの手料理 案内人 深川 達哉 懇切丁寧な調理動画で、初めてでも作れる季節の旬菜料理
楽食編−楽食12か月 2007.11.15更新

    連載 第2回   料理指導 関口絢子(料理クリエイター)

鴨肉「鴨もも肉とポルチーニのラグー」「鴨むね肉のソテー オレンジソース」鴨肉の旨味あふれるジビエ料理

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鴨むね肉のソテー オレンジソース


 
映像を見る 06.下ごしらえ
映像を見る 07.ソテー
材料(4人分)
鴨むね肉 2枚
ジャガイモ 中2個
オレンジソース:オレンジジュース 2カップ、玉葱・人参 各1/2個、セロリの葉 1/2本、固形スープの素 1個、ニンニク 1個、ブーケガルニ(タイム、ローリエ、セロリの葉、パセリの茎)1個、バター 20g、オリーブオイル 適量、水溶き片栗粉 適量
塩・コショウ 適量
クレソン 適量
オレンジの皮のすりおろし 適量

まず下ごしらえ。

むね肉は筋や血合いを取り除いて皮目に3mm幅で細かく切れ目を入れ、裏表両面に塩・コショウを振って馴染ませておく。手羽は包丁の刃元で4等分にぶつ切りにする。

香味野菜の玉葱は1cm角に、人参は皮ごと1cm角、セロリの葉は1cm幅にザク切りにする。ニンニクは半分に切って芯を取り除き、包丁の側面でつぶす。ブーケガルニのタイム、ローリエ、セロリの葉、パセリの茎は不織布袋に入れておく。付け合わせのジャガイモは皮ごと茹でてから、皮を剥いて櫛切りにしておく。準備が整ったところで調理にかかる。

むね肉の皮目には3mm幅で切れ目を入れる 捌いて切り落とした手羽は4等分くらいにぶつ切りにする

油をひかずにフライパンを中火の弱火で熱し、鴨肉を皮目から焼く。油は鴨肉から出てくるので、そうなったらジャガイモを入れて一緒にソテーする。焼き方のコツは皮目から8割がた火を通すこと。これが美味しさのコツ。肉の側面が白く焼き固まってきたら肉を裏返して、裏側に軽く焼き色が付く程度でアルミホイルに取り出し、これをきっちり包んでおく。ここから余熱でじんわりと肉の中に熱が入っていくので、この分を計算して肉は取り出すようにしたい。

ジャガイモも同様で、両面に焼き色が付いたら、こちらもアルミホイルに取り出し、塩を振って軽く包んでおく。

油をひかずに皮目からむね肉を焼き、肉から油が出てきたら茹でたジャガイモも一緒にソテーする。焼き色が付いたら取り出し、それぞれアルミホイルに包んで保温する
 

旨味たっぷりの溢れる肉汁

映像を見る 08.ソース作り
映像を見る 09.盛り付け

次にソースを作る。

鍋にオリーブオイルを少量ひき、最初に手羽のぶつ切りを炒める。まわりが焼き固まったら刻んだ野菜を入れて炒める。全体がしんなりしてきたらオレンジジュース2カップ、固形スープの素1個をつぶし入れ、ブーケガルニとともに弱火で20分ほど蓋をせずに煮込んでいく。このソースを金ザルで漉して鍋に戻し、半量になるまで煮詰めたら、仕上げに冷たいバター20gを入れてとろみを付け(とろみが足りなければ水溶き片栗粉を加える)、塩・コショウで味を調える。

アルミホイルで包んだ肉を薄くスライスして皿に盛り、ジャガイモ、クレソンを添える。そこにたっぷりのオレンジソースをかけ、仕上げにすりおろしたオレンジの皮を散らせば出来上がりだ。


鍋で手羽のぶつ切り、野菜を炒めたらオレンジジュース、固形スープの素、ブーケガルニを入れて20分煮込む。煮込んだソースは金ザルで漉し、半量になるまで煮詰める

ロゼ色になった鴨肉は、噛むほどに旨味が溢れてくる

鴨肉は生の赤身からロゼ色に変わっていて、これが中まで火が入った証拠。皿からはオレンジの香りが広がって、なんとも爽やかだ。この香りはソースというよりオレンジの皮のすりおろしの効果だろう。鴨肉は肉汁たっぷりで、噛むほどに旨味が溢れ出てくる。野菜のエキスと手羽の旨味がたっぷりのソースは甘めの味わいで、鴨の旨味とマッチしている。なにしろ赤ワインに合う料理で、しっかりした味のソースだから、赤ワインも重たい味が合うようだ。鴨肉が美味しいこの時季、ぜひお試しいただきたい1品だ。

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