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はじよう おとこの手料理 案内人 深川 達哉 懇切丁寧な調理動画で、初めてでも作れる季節の旬菜料理
旬菜編−旬菜12か月 2007.11.01更新

    連載 第1回   料理指導 関口絢子(料理クリエイター)

鹿肉 「鹿肉の赤ワイン煮」
「鹿肉のソテー リンゴのキャラメリゼ添え」
食も進めばワインも進むジビエ料理

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鹿肉のソテー リンゴのキャラメリゼ添え


 
映像を見る 05.下ごしらえ
映像を見る 06.ソテー〜蒸し焼き
映像を見る 07.ソース作り
材料(4人分)
鹿ヒレ肉 600g
タイム 3〜4本(1本はソース用、残りは肉の下味用)
ローズマリー 1本
バター 20g
赤ワイン 150cc
ポートワイン 100cc
エシャロット 3個
市販のフォンドボー 200cc(料理では煮詰めて半量にしたものを使う)
塩・コショウ 適量
リンゴのキャラメリゼ:リンゴ 1個、バター 30g、グラニュー糖 15g
ナッツ類(アーモンド、松の実、カボチャの種) 1/2カップ

鹿ヒレ肉は均一の太さにするために細い両端を切り落とし、調理用タコ糸で型崩れしないよう筒状に巻く。糸はぎゅうぎゅうに締めず、肉の形が崩れない程度でいい。ここに下味として塩・コショウ、刻んだタイムとローズマリーを全体にまぶす。できればそれをラップに包んで1晩冷蔵庫で寝かせたい。

「リンゴのキャラメリゼ」用のリンゴは皮を剥いて12等分の櫛形に切り、芯を取り除いておく。

次に鹿肉をソテーする。フライパンを中火の強火で熱し、バター20gで肉を焼く。ここでは肉の表面に焼き色を付けるだけなので、全体にまんべんなく焼き色が付いたところでフライパンから取り出し、アルミホイルに包んで蒸し焼きにする。そのため、アルミホイルはふっくらと密閉する。これを220度に温めたオーブンで15分か、高温・低温の切り替えができるトースターなら低温で15分、蒸し焼きにする。焼き上がった肉は、中まで火が入ったかどうかを確認しておく。金串の先を肉の中心部に10秒ほど刺し、串の先端を下くちびるに当てて熱いくらいに感じたら火が通っている証拠。それを確認したらアルミホイルを閉じて保温状態にしておく。

 
鹿肉は料理用タコ糸で巻き、塩・コショウ、刻んだタイムとローズマリーをまぶして馴染ませる
赤ワインとエシャロットを3割の量になるまで煮詰めたら、ポートワインを足して、これが半量になるまで煮詰める。そこにフォンドボーを加え、塩・コショウで味を調え、水溶き片栗粉でとろみを付けたら金ザルで漉す

次にソースを準備する。鍋に赤ワイン150ccと刻んだエシャロットを入れ、中火から弱火ぐらいで3割ほどになるまで煮詰める。この間にエシャロットの香りがワインに移っていく。3割ほどに煮詰まったらポートワイン100ccとタイムを加えて、今度は半量になるまで煮詰めて甘さを引き出していく。そこに市販のフォンドボー200ccを半量まで煮詰めたものを加え、塩・コショウで味を調え、とろみが足りないようなら水溶き片栗粉(片栗粉1:水1)でとろみを付けてから、金ザルで漉す。これでソースの完成だ。

 

贅沢な味にワインも進む

映像を見る 08.リンゴのキャラメリゼ作り
映像を見る 09.盛り付け

次に「リンゴのキャラメリゼ」を作る。中火で熱したフライパンにバター30gを溶かし、12等分に切ったリンゴを焼く。軽く裏表をソテーし、すぐにグラニュー糖15gを加える。グラニュー糖がキャラメル状になるまで加熱しているとリンゴにもすっかり火が通るので、そうなったらリンゴに絡めてから火を止め、フライパンにアルミホイルで蓋をして保温しておく。

蒸し焼きにした肉は、糸を切って厚さ1cmほどに切って皿に盛る。その周りにソテーしたリンゴを添え、ワイン・ソースを回しかける。

さっぱりとした酸味と甘みに絡んだ鹿肉は、じつに贅沢な味わいだ

リンゴはバターで裏表を軽くソテーしたら、すぐにグラニュー糖を加えてキャラメル状に加熱していく
さらにその上からキャラメリゼしたバターをかけ、最後に乾煎りしたナッツを散らせば出来上がりだ。

焼き色の付いた外側と鮮やかな赤身の切り口は、ちょっとカツオのたたきを思わせるが、こちらはきっちり中まで火が入っている。それでももちもちとして軟らかく、ほんのりとした甘みが噛むほどに滲み出てくる。ソースはさっぱりとした酸味と甘みで、クセのない鹿肉がこのソースとキャラメリゼの濃厚な甘みに絡み合って、じつに贅沢な味わいなのだ。それはソテーしたリンゴも同じで、食感が桃のようにプルンと変わり、こちらもクセになる美味しさだ。

食も進めばワインも進むこの料理、関口さんによれば、エシャロットと赤ワインのソースは料理ビギナーにお奨めのソースで、牛ヒレ肉ならこのソースだけでも美味しい1品になるとか。ぜひお試しいただきたい。

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