ニンニクとともにさまざまな料理で使われるショウガは、香辛野菜の常備野菜。特に日本料理では煮魚や炒め物に冷奴の薬味、ソース焼きそばの紅ショウガや鮨に添えられるガリなど、食べない日がないといえるほどよく使われる。なぜこんなにショウガは使われるのか。その効用を、旬菜・楽食シリーズの料理指導、関口絢子さんが紹介する |
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| ショウガの皮剥きはスプーンが便利。手を切ることなくらくにできる | 煮魚などで臭み消しに使うときは輪切りにする |
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| 薬味でよく使う針ショウガは、まずは薄切りにする(輪切りでもいいが、写真のように切ると長めの針ショウガになる)。それをできるだけ細く切り、パリっとさせるために水にさらす | ||||
ショウガは料理の名脇役
| ショウガがよく料理で使われるのは、爽やかな辛味を付けるためと、肉や魚などの臭み消しに効果があるからです。日本料理では主にショウガ醤油や麺類の薬味などに、中華では炒め物や下味付けに、インドのカレーやタイのトムヤムクンにもショウガは使われます。どちらかといえばアジアの料理でよく登場する東洋のハーブとして浸透しているようです。 また、ショウガとして食べるのは、お鮨でのガリや紅ショウガ、はじかみ(芽生姜)ではないでしょうか。その他、蜂蜜に漬けたハニージンジャーシロップ、ショウガの砂糖漬け、ショウガ湯など。脇役ですが欠かせないのが、ショウガ焼き、焼き茄子や冷奴の薬味に、麺類や天つゆの薬味、甘酒にショウガ、ジンジャーエールのような飲み物やジンジャークッキーなどのお菓子と、甘い、塩辛い関係なく使われています。 ところで料理のレシピで「ショウガ1かけ」というのがありますが、それはだいたい親指の先程度の大きさです。 |
漢方に使われるほどの薬効
| ショウガは中国では漢方に使われるほどさまざまな薬効を持ち、特に寒い冬に役立つ成分が豊富に含まれます。 よく風邪のひき始めにショウガ湯を飲むことがありますが、ショウガの発汗作用や代謝促進による保温作用、殺菌作用を期待してのことではないでしょうか。ほかにも、足湯に生姜の輪切りを入れることもあるようです。 ショウガの強い辛味や香りのもとになっているジンゲロンやショウガオールに強い殺菌力があり、臭覚を刺激する香りが胃液の分泌を促し、食欲増進や健胃効果に役立ちます。最近では香り成分のショウガオールに抗酸化作用が認められ、ガン予防の食材としても注目されています。 ショウガはカビが生えやすいので、必ず冷蔵庫の野菜室で保存してください。また乾燥しやすいので、よく洗って乾かし、ポリ袋などに入れて保存します。冷凍もできますが、そのときは凍ったままおろしたり、必要量だけ切ってすぐにしまっておくといいようです。 |
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| 炒め料理などで使うミジン切りは、薄切り〜細切りしたものを細かく刻む | 料理でもショウガ蕩でも使うのがおろしショウガ。おろし金にアルミホイルを被せると、ショウガの繊維が絡むことなくおろせ、また後の洗い落しもらくだ |

ニンニクとともにさまざまな料理で使われるショウガは、香辛野菜の常備野菜。特に日本料理では煮魚や炒め物に冷奴の薬味、ソース焼きそばの紅ショウガや鮨に添えられるガリなど、食べない日がないといえるほどよく使われる。なぜこんなにショウガは使われるのか。その効用を、旬菜・楽食シリーズの料理指導、関口絢子さんが紹介する





