おとこの手料理で道具に興味を持つ人は多い。奇抜なアイデア商品も面白いし、実用重視の道具も気になる。そこで東京・合羽橋の料理道具街などで、旬菜12か月の料理指導の関口絢子さんに選んでもらったのが以下の品々。実用性はもちろん、使い勝手のよさもある便利な料理道具ばかりだ。
まな板シート
シートというくらいだから、とにかく薄い。文具の下敷きと見間違えるほどだが、これがなかなか便利。薄い特性を活かして、まな板シートで切った具材を、そのままシートを丸めて鍋などに入れることができるし、持ち運びにも便利だからアウトドア・クッキングでも活躍する。写真左のなま板シートには20cmのメジャーや円形の角度が表示されていて、切り分けるときにも便利だ。ただし耐熱温度は70℃以下なので、熱いものには触れないようにする。 写真左から350円前後、470円前後、380円前後。
アク取り
鍋料理や煮込み料理などで不可欠なのがアク取りだ。これをレードル(玉杓子)などですくっていると、どんどんダシが減っていくようで不安になってくる。そんな不安を一掃(?)してくれるのが、このアク取りだ。どちらも浮いてきたアクを掃くように付着させるだけでいい(取ったアクはお湯ですすぐ)。また黄色いアク取りは、照り焼きなどでタレを塗るときの刷毛代わりにも使える。これは耐熱温度300℃で、680円前後。筆に似た白いアク取りは、耐熱温度110℃で、740円前後。
アク取りレードル
レードル(玉杓子)でもアクだけ取り除くことができるのがこれ。網目は細かく、汁は落としてもアクは逃さない優れものだ。そこが穴あき玉杓子と違うところ。もちろんアク取りだけではなく、湯豆腐やおでんの煮玉子などをすくうときにも、これがあると便利で、他にもいろいろ使えそうなレードルだ。470円前後。
小型ゴムヘラ
少量の混ぜものをするときに、小型のヘラがあると便利だ。ヘラ先が細いので小さな容器の隅まで届くからだ。この特性は、他でも活かされる。例えば、広口瓶の隅に残ったジャムなど、これがあればきれいにすくい取ることができる。270円前後。
粉ふるい
菓子作りでよく使われるのが「粉ふるい」。写真の「粉ふるい」は片手に持って振るだけで、底にある「の」の字のような金具が粉をならし、きめ細かい粉を振るい落とすことができるのだ。「新玉葱とヤリイカのフリット」でも使ったように、揚げ物でコロモの小麦粉をダマにならずに細かい粉にして振ることができる優れものだ。690円前後。
骨抜き
魚料理で不可欠な道具が、背骨に沿ってある小骨を取る「骨抜き」だ。前にも紹介したが、これは骨をつまむ刃が斜めになったもの。「骨抜き」の刃が傾いた方向に魚の頭側を置いて抜くのがコツ。また菓子作りでも、タルトの周りをこれで挟んで飾りを付けるときにも使える。350円前後。
漉し器
これでダシの材料を漉すと、きれいなダシを取ることができる。鍋料理で、最後に卵雑炊にするときにも、1度これで汁を漉してから作ると一層美味しくなる。底の網目はきめ細かく、裏漉しするときにもこれがあると便利だ。価格1,100円前後。
※お店によって価格は異なることがあります。
