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マダイやキンメダイ、ブリなどで、身とはまた違った味わいを楽しめるのがかぶと(頭)料理だ。塩焼き、煮付け、汁物なら、かぶとの方が旨味があるようにさえ思う。しかしかぶとの処理は難しい。とくにマダイは骨が硬く、なかなかきれいにさばけない。そこでマダイを例に、そのコツを紹介しよう。
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まずエラを取り除く。エラの頭側に包丁を入れて半円に切り、背側・腹側の付け根を切り離して取り出す。 |

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かぶとを水洗いして水気を拭き取った後、上アゴの前歯2本の間に包丁を入れ、2〜3回に分けて鼻腔あたりまで切り込みを入れる。ここまではなんとかできる人もいるが、問題はこの後だ。
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この切れ目から、今度は包丁を前に押し込むようにして4〜5回くらいでかぶとを断ち切るのだが、このあたりから包丁が入らなくなることがある。その原因はまっすぐ刃が入っていないためだ。「出刃包丁のように片刃の包丁では、まっすぐ下に力を入れているつもりでも、自然に左側へ入っていく。それを意識しながら切ること。真下に刃が入っていれば、それほど力を入れなくても切れるが、左右どちらかに刃が寄っているとなかなか切れない」と細山さんはいう。
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こうして左右対称に切り開いたかぶとを2つに分けるときや、さらに4〜5等分するときは、かぶとの内側から、包丁の刃元で叩くように切り分ける。ただしこのとき「必ず刃をまっすぐ下におろすこと。おろした後、包丁をひねらないこと。ひねると刃が欠けることがある」(細山さん)ので注意しよう。 |
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