カメラ助手といえばどこかへ一緒に連れていってくれるものだと思っていたぼくは、少々アテ外れといったところでしたが……。でも、そのお陰で、ぼくは師匠の撮ってきたフィルムを全部見ることができた。ですから、教えてもらったというより、見て学ぶことができました。
その間のぼくは何をしていたかというと、じつは動物園で写真を撮る勉強をしていました。動物園って、柵とか壁とか人工物があって、自然の中で撮るよりも写真にしにくいんですね。
そんなことを続けるうち、もともと動物好きだったので、撮影の現場に触れたいという気持ちがどうしても抑えられず、29歳でフリーのカメラマンになりました。 |
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