そんな親父が、誰よりも早く、ぼくに月賦でカメラを買ってくれました。一眼レフで、そのカメラは今でも大事にしています。
親父はかなり無理をして買ってくれたんでしょうね。たしか3万円くらいのものだったのでしょう。レンズが緑色をしていたのが印象に残っています。
それからは、親父の書いた本に、最終的にはぼくが写真を撮って手伝う。夢二の美術館なんかによく出かけていきましたね。
ぼくが写真を撮るようになったのは、こんな理由からなんです。だから、息子にも好きなことをやらせています。