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以前、といっても35年以上も前ですが、私は近所の写真好きの仲間10人と同好会を作って、毎月例会を開き、それぞれが持ち寄る作品を批評し合ったり、春秋2回の1泊撮影会などを楽しんでいました。当初は技術的な勉強会も活発に行い、全員が切磋琢磨しつつ腕も上達していきました。
仕事も家庭も持つ仲間たちの同好会は30年以上も続き、やがて記念の写真集を出版することができました。そこに至る道のりを思うと、写真の楽しさがいかに深く人の心を魅了しつづけるものかを感じます。
さらに、私が注目したのは、時とともに仲間たちがその作品にひとりひとりの個性を発揮していったことです。同じテーマで撮る作品でも、それぞれ違う味付けができていて楽しく、名前がなくても誰が撮った作品か、私にはすぐ分かるようになったのです。それは、作者が好きなモチーフを、好きな(得意な)レンズを使って撮った写真だからです。
素敵な宝物を与えてくれた仲間たちでしたが、いまではメンバーのほとんどの方々が他界してしまいました。
私がこの体験談を書いた意図はすでにご理解いただけたと思います。あなたの知恵で個性的な作品をたくさん撮って、多くの人を感動させてください。
あなたには好きなレンズがありますか? |