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●「光」が写真に命を吹き込む
2ページ目の対話編で実践的な学習としてお話しているとおり、光がないと写真が撮れないのは誰でも知っていることです。写真にいのちを吹き込む、この「光」とはなんでしょうか。これが今回のテーマです。これは本当に奥の深いテーマで、この講義ではすべてを詳しく書くことができないほどです。
カメラを通して撮った写真をよく見ると、ほとんどの写真は目で見たものと同じでないことが分かります。すばらしい風景写真に魅せられて同じ場所へ行ってみたら変哲のない所だった、こんな話はよくありますね。
それならば、「こんな光線でこの風景を撮ったら、見た目どおりではないこんな写真になるはずだ」と、予測して撮ることもできるわけです。これこそが今回学習したい光のマジックなのです。
太陽光線、白熱電球の光、水銀灯や蛍光灯など、すべての光には色がついています。その色は人間の目では見分けがつかないのですが、カメラは識別できるのです。デジカメのホワイトバランス機能はこのような色の違いを眼で見た色に補正するものですが、ホワイトバランスを使い分ける方法を知っていれば、それぞれの光源の色を活かした作品作りもできるわけです(これは本当に一味ちがう写真になりますよ!)。
さらに、光が照らす角度で物の見え方がまるで変わってしまうことは誰もがよく経験することです。しかし、その見え方の違いについてしっかりした知識がないと、撮影に際して役に立ちません。
光が当たっている方向で印象は大きく変わります。表現しようとする目的に最適な光線を状況別に表にしてみました。これを参考にして、写真が依存する光の性質や種類が分かれば「鬼に金棒」で、あなたの作品はもうピカピカの一級品に変身します。
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