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写真で綴る自分史 もういちどカメラ 藤森元之

押しかけ写真塾 藤森元之 プロフィール
写真塾中級編 写真はむずかしいが、楽しいぞ! 第6回―いい写真の選び方―
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f8 1/250秒
コメント
浅草・浅草寺。煙を浴びようと手をかざす様を写そうとした。手が3本撮れたが、思うような配置にならない。炎にピントを合わせたが、煙をもっと色濃く撮れないものか
講評
思い切って人混みの中に入っていったことで、臨場感のある作品に仕上がりました。なかなかよい写真ではないでしょうか。

f8 1/45秒
コメント
このような光景は露出がむずかしい。何度も調整して、お水場の人たちの表情が思いのほかきれいに撮れた。本殿の階段までの明るい空間が白く飛ぶ限界ぎりぎりで写っていた
講評
陽が射したり射さなかったりと、露出決定の非常に難しいシチュエーションですが、粘り強く対応して、見事な出来栄えになりました。
 

f4 1/750秒
コメント
浅草名物の人力車。若い母親と幼児、おばあちゃんの視線、車引きの元気よさ、靴屋さんのシャッターの絵。さまざまな要素が取り込めたので、浅草を表現できたのではないかと思う
講評
人力車と3人の納まりはうまくいっているのですが、背景が少しごちゃごちゃした感じがあります。もう少し背景をぼかすことができると良かったと思います。

f9.5 1/500秒
コメント
浅草から隅田川の水上バスでお台場へ向かう。浅草といえばモダン(?)なこのビルははずせない。船上からのスナップなので低い位置からねらって、広角レンズのおもしろさが表現できた。いい色が出せたと思う
講評
よく写される風景ですが、バランスよくまとめられています。金色のオブジェと赤い橋が画面に変化をつけてくれています。
 

f8 1/500秒
コメント
川向こうの高層マンション群。超広角レンズ特有のきついパースをおもしろいと見るか、不自然と見るか。黄色の船がここに来るまで待って撮る
講評
お天気が悪くても、このような空の感じは、逆に写真を撮る上ではよい表情であったりします。黄色い船を待って撮っているあたりも見事です。

f5.6 1/750秒
コメント
マンション群が終わると、工場、企業、倉庫ビル群。川面の色と空の色が同じような色あいを見せた中に、赤のロゴマークが鮮明。ポイントとなる赤を画面のどこに配置するか考えながら構図を決めた
講評
曇り空から時折射す西日が白い建物だけにあたって、まるで弱いスポットライトのようになってくれて、面白い仕上がりになりました。雰囲気のある写真ですね

コメント
日の出桟橋で近景、中景、遠景のセットを撮る。おあつらえ向きな配置になるよう、撮影位置をさがした。広角レンズに不慣れなので、つい開放側で撮ってしまうが、広角レンズはむしろ絞って撮ったほうがよさそうだ
講評
みごとな画面構成で、東京湾の雰囲気がそのまま写し撮られました。このような絵柄の場合、やはり絞りはそれなりに深めにしたほうがパンフォーカスな写真を得ることができます。
f2.8 1/2000秒

先生の作例 f3.2 1/60秒
先生の作例コメント
カフェテラスの入り口に、ケーキの入ったガラスケースが置いてあった。夕暮れの空の色が写り込んで、美しいオブジェのように見えた。


f3.5 1/8 ISO 1600
コメント
たちまち夕景に変わり、夜景になる。デジタルのいいところはISO感度を自由に変えられることで、これは1600。右に東京タワー、中央にレインボーブリッジ、左に天王洲のビル群。ポイントは屋形船の赤い灯。画面中央に来るのを待って撮る
講評
まだ少し空に明るさは残っていますが、この時間帯は、もう夕景ではなくて夜景と捉えるべきでしょうね。夕景から夜景への時間帯は、刻一刻とその表情を変えるので、5分から10分程度の違いでも仕上がりには大きな変化が生じてきます。いろいろなタイミングで撮り比べてみると、思いもよらない色合いが写せるかもしれません。

先生の作例 f3.5 1/60秒
先生の作例コメント
夕暮れの赤みが空に残るうちに、レインボーブリッジを入れた遠景を押さえてみる。完全に日が落ちてしまうと空の描写は黒くなっていくので、空の面積をたくさん入れ込みたい時は、薄暮のうちに撮ることで空の表情を残すことができます。
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