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写真で綴る自分史 もういちどカメラ 藤森元之

押しかけ写真塾  
藤森元之
写真塾中級編 写真はむずかしいが、楽しいぞ! 第3回 ―どこにピントを合わせるかで写真が変わる―
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  前回は古屋先生が体調不良で、指令されたテーマを宿題というカタチで撮ったのだが、評価してもらうことができなかった。指令はそれなりにこなしたつもりだが、いい写真になったかどうかは定かではない。そこで今回からしばらく、古屋洋一郎若先生の指導を仰ぐことにする。
 

「若先生、前回(写真塾中級第2回)のミッションの判定をお願いします」
「池の写真と竹林の写真は情緒のある仕上がりで、露出の選択もよいところだと思います。七夕飾りについては、私は真ん中の露出のほうが、色味にクリアさが出てよいような気がしましたが、これは好みもありますので難しいところです。常に段階露出を行なえるとは限りませんが、余裕のある条件では、露出に迷ったら段階露出を行なうことをおすすめします。段階露出も前後1/2か2/3程度で十分と思われますが、極端に露出を変えることで、同じ絵柄でもまったく違った表現になる場合もあります」

「若先生の作例で説明してくださいませんか」
「これなんかどうでしょうか」

先生の作例で露出の差を知る
作例1 1/250秒 f5.6 作例2 1/1300秒 f5.6
   この2枚の写真は、どちらも適正露出といってもよい写真です。逆光でありながら、明るめの写真は画面に何が写し取られているか、少しだけそれぞれのディテールを表現しています。説明的な写真といえるでしょう。一方、暗めの写真は、細かなディテールは犠牲になっていますが、夕焼けの空の色味は表現できています。情緒的な写真になりました。
 このように、露出によって写真がさまざまな表現を可能にすることがお分かりいただけましたでしょうか?
 でも、露出の仕組みがすこしはわかってきたようなので、今回はピントのテーマで撮ってみましょう。
 ピントの仕組みと写真のよしあしを理解するためには、画面の中に2つテーマを入れて、そのどちらにピントを合わせるか、あるいは意図的にボカすか、それを考えながら撮って見ましょう。
 

 今回のミッションを理解するために、予習をしてみた。


絞り優先 f3.2(1/200秒)ストロボ使用
コメント

被写体のどれにピントを合わせるかのテスト。手前〜中央〜奥へとピントを移していくと、手前と中央にピントがきている写真は撮った意図がそれなりに表現できているが、奥のピントはしまらない写真になってしまう。ピントのテーマは、それぞれ表現する目的に応じて手前にピントを合わせたり、中央に合わせるのではないかと推測できる


絞り優先 f3.2(1/200秒)ストロボ使用
 

絞り優先 f3.2(1/200秒)ストロボ使用
 実習ではピント位置によって写真がどう変わるのか、ピント位置を決める基準などを教わってみたい。

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