子供や家族、友人を撮るスナップショットは、カメラさえあれば、大人でも子供でもだれでも撮れるかんたんな写真のように思える。 だが、子供を撮ったいい写真を探そうとして、アルバムをひっくり返してみても、主役が豆粒みたいに小さい写真や、写っている人がみなVサインをしていたり、名所旧跡をバックにした記念写真風の集合写真がほとんどだった。 そこで、人に見せられるスナップ写真を撮ろうと古屋光雄先生のところに押しかけ、小金井公園に親子連れを探しに行った。 |
| 「先生、今回はあらかじめ、疑問点を整理してきました。
1.スナップ写真は構えた姿ではなく、自然な表情やかわいい仕草の写真を撮りたいのですが、いい方法はありませんか? 2.動きのあるシーンはシャッターチャンスが難しくて、決め所を逃してしまいます。いい方法を教えてください。 この2つを今日は解決しようと考えてきました!」 最初に言い訳をしておくが、今回の実習は小金井公園。先生と生徒が1人ずつで、普通のスナップショットなら当然いるはずの家族もわが子もいない。写す対象は他人の子供だ。 だからというわけではないが、父や母の愛の深さが足りない。結果は、やっぱり、そういう写真になった。 |
今回は失敗作の紹介から始める。よくある写真だが、なぜいい写真にならないのか、その理由をはっきりさせたかったからだ。 スナップ写真も、狙いを定めてじっと待ったり、ここぞと思う場面では何枚もシャッターを切ってみる。初心者ほどシャッターを数押さない傾向があるようだ。 |
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