![]() |
| 試聴スペースにセットされた「Sapphire」。一件何気ない姿に見えるが… |
11月18日掲載のダリに続き、デンマークの優れたスピーカーを聴く機会を得た。どうやら、今、北欧のスピーカーが元気なようだ。今回は「DYNAUDIO(ディナウディオ)」で、前回の「DALI(ダリ)」と同様、日本のオーディオマーケットでは、まだそれほど広く知られているメーカーではない。DALIは1983年の創立だが、DYNAUDIOはそれより少し早くて1977年の創立。
そして、今年2007年は30周年記念の年にあたる。
![]() |
| 斜め横から見ると、ユニークな宝石カットの姿がよくわかる |
外観から話を始めると、「Sapphire」は写真でご覧のように、どのアングルから見ても12の面とそれを構成する24の線で構成されていて、光沢ラッカーで仕上げられたその姿は、宝石カットのように鮮やかで、美しい。
木材とアルミという、オーディオ製品にもっとも一般的な素材を組み合わせて、このような造形にたどり着くのは、北欧らしいセンスと高度に洗練されたハンドメイド技術があるからだろう。そしてもちろん、この美しいキャビネットには、Dynaudioが30年に渡って積み上げてきた、オーディオ技術が総合されて積み込まれていることはいうまでもない。
……デンマークのマスター・クラフツマンが、渾身の力を振り絞って作ったユニークなスピーカー。それがSapphireです。斬新でナチュラルなオーセンティック・サウンドに陶酔してください……
と、Dynaudioはいっている。そしてさらに、Dynaudioは“Relive Music”をモットーにスピーカーを作り続けてきた、という。
|
|
ユニークで美しいキャビネットから繰り出される、自然(ナチュラル)で生き生きとした信頼すべき(オーセンティック)音、私たちのオーディオに対する憧れに応えてくれるDynaudioのスピーカーは、とかく工業製品としての側面がクローズアップされがちな、今日のオーディオ機器の中で、もっともっと注目されていい製品ではないかと思う。




