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| グレードアップが楽しみと語る金子さん |
リンのテクノロジーについては、わかりにくい点もあったと思うが、詳細は専門店のベテランに説明してもらうのがいいだろう。レフーノ&アネーロならじっくりと試聴もできる。では、金子さんのメッセージをお伝えしよう。
――東京・有楽町で10月に行なわれた「東京インターナショナルオーディオショウ」に今年も行って来ました。なかなか時間が取れなかったので、最終日の夕方に駆け込んだのですが、いくつか注目すべき製品がありまして、リンの「MAJIKシリーズ」のシステムもそのひとつではないかと思いました。
プレーヤーの「MAJIK CD」は、以前からあったモデルですが、今回新しくプリメインの「MAJIK-I」とスピーカーの「MAJIK140」が加わったので、早速、店内でも、これでシステムを組んでみました。
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| トレイオープンされた「MAJIK CD」 |
プレーヤーとアンプ、そしてスピーカーがすべて40万円台とリンの製品にしては安価なのですが、非常にバランスがよく、さまざまな音楽が楽しめるので驚きました。上級機の技術やノウハウを踏襲しているのですが、それをはっきりと感じさせてくれる製品だと思います。
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| 「MAJIK-I」のリアパネル。プリアンプとして使えるようにプリアウト端子を装備 |
シリーズに新しく加わったプリメインの「MAJIK-I」は、小型のボディながらドライブ力が高く、低域までしっかりとバラスの良いサウンドを聴かせてくれます。リンの全体的な特徴として強く主張するようなクドさがなく、音楽が自然に流れる感じで、長時間聴いていても聴き疲れせず、ゆったりと音楽に身を任せられるような魅力があります。
また、MMのみですがフォノイコライザーも装備しているので、アナログファンにもぴったりだと思います。プリ部からのアウトも備えていますから、将来的にはパワーアンプを加えてセパレートシステムとしてグレードアップも図れます。
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| レフィーノ&アネーロでは、ただ今シングルワイヤリンで試聴している |
スピーカーの「MAJIK140」は、ロングランを続けた「NINKA」の後継機で、「NINKA」と同様に通常のシングルワイヤリング接続のほかに、アクティブ駆動することで真の実力を発揮するようになっています。リンのアクティブ駆動については、ご存じの方も多いと思いますが、リンのC-LINEのパワーアンプにはアクティブ・クロスオーバーを組み込めるようになっており、これによって簡単にスピーカーをアクティブ駆動にすることができます。例えば、「MAJIK-I」をプリアンプとして使って、C-LINEパワーアンプにアクティブモジュールを加えてドライブすれば、システムを一気にグレードアップすることができるのです。こうした本来なら非常に手間のかかることが、簡単にできてしまうところがLINNの魅力でもあります。
通常のセパレートアンプシステムでLINNの製品を揃えると、そこそこの予算が必要ですが、とりあえずは今回ご紹介したシステムでスタートして、将来のグレードアップを夢見ながら日々音楽を楽しむのもいいのではないかと思います。



