マランツが「ミュージック・ダイアログ」として推奨している組み合わせ機器は、まずプレーヤーがスーパーオーディオ(SA)CD/CDプレーヤーの「SA-13S1」。これは「PM-13S1」と同じ外観デザインのプレーヤーで、対応ディスクはSACDとCD。2チャンネルのオーソドックスな設計で、アンプと同様ピックアップメカニズム、筐体設計、電源などの基本性能が充実している。
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| モニターオーディオのスピーカー「GS20」 |
2チャンネルの再生をメインに聴く音楽ファンなら、プレーヤーはぜひこのクラスのものを選びたい。アンプの実力を生かすにも、充実した信号を送り出したい、それが「いい音」のための着実な第一歩であることは、アナログプレーヤーでもデジタルプレーヤーでも変わりないのである。
スピーカーは本来は老舗B&Wの小型2ウェイ機「805S」なのだが、レフィーノ&アネーロでは、モニターオーディオの「GS20」がつながれている。モニターオーディオは1972年に創業したイギリス東海岸Raylightに拠点を置く、約30年の歴史をもつスピーカーメーカーで、ユニットからネットワーク回路まで自社内で一貫生産できる数少ないメーカーだ。「GS20」はGold Referenceシリーズの中核モデル。トールボーイの2.5ウェイ・フロアー型という、なかなか優れたスピーカーだ。詳細は発売元のホームページをご覧いただきたい。
レフィーノ&アネーロは豊かな音場再現力を聴いてもらいたいという意図で、このスピーカーを組み合わせたのだが、来店した音楽ファンから、もう少し小型で使い勝手のいいスピーカーはないだろうか、といわれて、金子さんは迷わず、マランツが推奨するB&Wのブックシェルフ2ウェイ・スピーカーを選んだ。
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| B&Wのスピーカー「805S」 |
「805S」を一目見て気づくのはキャビネットの天板の上に、屋根に鳥が羽を休めているようにセットされた、独特のトゥイーターである。振動板はドーム型のアルミで、鳥の胴体のような形のハウジングに、尾長の尻尾のようなものがついている。これがB&Wが、あの名機「ノーチラス」以来、さまざな形で使ってきている、音響管(チューブ)でチューブローディング・トゥイーターと呼ばれている。高音域の自然で広い拡散に大きな効果を発揮している。
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| 「805S」のユニークなトゥイーター |
曲面を生かした小型のキャビネット、前面バッフル中央下部に取り付けられた比較的大きなバスレフ開口部と、この独自トゥイーターとの組み合わせで、非常に豊かな音場表現力を得ている。目を閉じて聴くと、部屋の大きさを忘れるような響きの広がりに感動することだろう。ただしセッティングには十分注意が必要で、出来れば専用のスタンドとあわせて使いたい。
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| アナログプレーヤー、デノンの「DP-1300MKU」 |
アンプ「PM-13S1」を中心とするシステムでは、アナログレコードを聴きたいというファンも多い。そこで現在レフィーノ&アネーロが組み合わせているのは、DENONの「DP-1300MKU」。 2003年に発売されて好評だった「DP-1300M」の、最新リニューアルモデル。美しい天然木突き板&無垢材を使ったキャビネットが実に美しい。 最近ではすっかり少なくなった国産アナログプレーヤーの本格派として、ぜひ1台欲しいと思う。「PM-13S1」なら、アナログもデジタルも十分に楽しむことができるのだから。




