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| 価格を超えた実力があります、と語る金子さん |
横幅255mm、高さ1,180mmという中型サイズのトールボーイである。中高域ユニットが取り付けられた前面バッフル部の黒いキャビネットと、ウーファーが下部内側サイドに取り付けられた赤いキャビネットか前後から嵌合したような形式の構造をしているところがユニークだ。中高域ユニットは、35mmのドーム型トゥイーターを、100mm口径のコーン型ウーファーが上下からサンドイッチする形。いわゆるバーチカルツイン方式で、指向特性に優れている。
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| フォルムはスリムで柔らかなトールボーイ |
この中高域ユニットが前面の上部に取り付けられているのに対して、低音部を受け持つ200mm口径のウーファーは、最下部にしかも内側の面に取り付けられている。したがって、左右2本をセッティングすると、中高域が試聴者の正面に向き、低音域は90度ずれて内側に向き合うという関係にある。このような、低音ユニットの取り付けは他のメーカーの製品にもいくつかあり、豊かで柔らかな独特な低音域再現に効果がある。
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| 前後から嵌合した形の2つのキャビネット |
キャビネットの構造、ユニットの素材構造、その配置の形式などに、先行するスピーカーメーカーの製品を十分に研究した跡が窺われ、そこにCAVのオリジナリティが違和感なく盛り込まれた、信頼性の高い製品といえるだろう。しかも、金子さんのいわれるように、日本の感覚でいうと価格はかなり低く抑えられている。価格破壊、という言葉がチラチラと浮かぶほどである。今後のCAVの製品には大いに期待できると感じさせる製品だ。
接続機器は、現在レフィーノ&アネーロでは、Audio RefinementのCDプレーヤー「CD Completeα」と、同じブランドのプリメインアンプ「Integre Completeα」である。Audio RefinementはフランスのPhloxElectronique(フロックスエレクトロニク)社のブランドで、日本でお馴染みの「YBA」のセカンドブランド。YBAはマニア指向のブランドだが、Audio RefinementはYBAの設計思想を受け継いだリーズナブルな価格のブランドだと説明されている。
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| CDプレーヤー「CD Completeα」 |
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| プリメインアンプ「Integre Completeα」 |
たとえばYBAのプリメインアンプ「Ingtegre DT Line」は電源トランスを2個使用してい るが、Audio Refinementの「Integre Completeα」は1個、またYBAの「CD Integre」には赤色レーザーとブルーレーザーダイオードが組み合わせて使用されているが、Audio Refinementの「CD Completeα」は赤色レーザーだけ、という具合である。これらの製品についての詳細は発売元のホームページをご覧いただきたい。
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