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| よ〜く出来てます、と絶賛の金子さん |
今回の主役は、デノンの最新「CXシリーズ」です。その魅力のポイントを、さっそくレフィーノ&アネーロの金子さんに語っていただこう。
デノンから2006年12月に発売された、「CXシリーズ」は、石丸電気の年末から年明けにかけてのイチオシ商品です。パソコンやミニコンポで音楽を聴いていると、もう少し良い音で音楽を楽しみたいと思う時があると思いますが、そんな時に最適なシステムです。また、昔オーディオが趣味だったけれども、しばらく仕事が忙しくて遠ざかっていた方、リタイアしてもう一度オーディオでもなどと考えておられる方々には、そうそう団塊世代の方々などには多いと思いますが、そういう方にはまずはこの製品からどうかなと思っています。
レフィーノ&アネーロにある数百万円もするようなオーディオ機器は、またこれとは違った次元のものですが、「CXシリーズ」は音楽を自然に楽しく聴かせてくれる本当にいい製品だと思います。オーディオについて難しく考えずに、リラックスしていい環境で音楽が聴ける、そんな魅力があります。積極的にお客様にお勧めしたいですね。
スタイリッシュに小型化されたコンポーネントですが、音はこれまでのデノンの製品の系譜をきっちりと受け継いでいまして、低音域はしっかりと豊かですし、中音域は滑らかで、ボーカルなどではその温かみのある音が魅力です。高音域は伸びやかでスムーズですね。全体的によくまとまっていて、音場感もなかなかのものです。
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| プリメインアンプ「PMA-CX3」のフロントパネル |
プリメインアンプは、デノンが新しく開発した電力変換効率が約90%という非常に高効率なアンプ回路を搭載しています。音質のクオリティを落とすことなく小型化が可能になっているのはそのおかげなんですね。実際に聴いてみますと、“デノンの同じ価格帯のふた回りも大きいアンプに引けをとらない”、と思われるようなパフォーマンスを発揮します。そして、振動対策や高周波対策の面でも、デノンらしい適切な技術と物量が投入されているので、実に安定した高額高級機に負けない再現力をもっています。
それから、これは見逃せないポイントなんですが、ボリュームのツマミ(ノブ)がいい。天然木のブライヤーと剛性の高い削り出しアルミダイキャストで作られているんです。操作感がとてもいいですね。音量の調節は、0.5dBステップで可能な高精度電子ボリュームと呼ばれるもので、細やかなボリューム調整が可能です。オーディオでは“音量は音質のうち”という言葉がありまして、聴く音楽に最適な音量というものがあるのですが、このボリュームは、それを確実に感じさせてくれます。

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| 「PMA-CX3」のリアパネル |
アップルのiPodをもっている方には、別売のiPod用コントロールドック「ASD-1R」の接続にも対応しています。iPodをプレーヤー代わりに使えるわけです。iPodはプレーヤーとしては意外と優れた性能があって、良いアンプとつなぐといい音が聴けます。
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CD/SACDプレーヤー「DCD-CX3」のフロントパネル |
順序が逆になりましたが、プレーヤーはCDとスーパー・オーディオCDに対応しています。このシリーズのために新たに開発されたドライブメカが採用されているのが注目です。プレーヤーは何といってもメカニズムの優秀さが、音のよさに直結しますからね。正確な信号の読み取りとスリムなデザイン性を両立させるために、上級機で開発した技術のノウハウがしっかりと採り入れられた、非常に信頼性の高いものです。

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| 「DCD-CX3」のドライブメカ |
また、ディスクを載せるトレイも見事なんです。アルミダイキャストを採用して剛性を高めていますし、メカベースは亜鉛ダイキャスト。この異種金属を使っているところなど、いかにもデノンらしくていいですね。こういう丁寧な物づくりが、メカ自身の振動や外部からの振動による音質への悪影響を徹底して抑えているんです。
D/A変換回路には、デノンオリジナルの“AL24 Processing”が採用されていて、デジタル特有の歪みを低減して、滑らかで自然な再現力を支えています。デノンは「音楽が静かに消えていく瞬間や、無音から始まる瞬間など微妙なニュアンスを飛躍的に高めている」と、いっています。 |