「CA-M400」の出力は8Ω負荷で400W、4Ω負荷で800Wと、理想的なリニアリティを示し、また同社の優れたパワーサプライ・エンジニアリング(電力供給技術)を活かして、入力から出力まで、完全なバランス伝送を実現している。回路配置や部品の選択も入念で、過酷な用途や状況でも非常に優れた性能を発揮して、スタジオ機器として申し分のない実力機である。このアンプづくりのノウハウがそのまま生かされて、最新のプリアンプ「CP-700」、パワーアンプ「CA-2200」が生まれた。

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プリアンプ「CP-700」
美しいデザインと使いやすいタッチパネルが特徴 |
プリアンプ「CP-700」は、オーディオ信号がACラインから悪影響を避けるため、電源部は別ボックスとなっている。部品のグレード、その実装技術は細部に渡って、最新のクラッセ研究所の成果が反映されている。またこのプリアンプをはじめ、すべてのデルタ・シリーズの外装デザインは、「B&W 800シリーズ」など、一連の最高級モデルを手がけているモートン・ウォーレン氏によるものだ。タッチパネルによる洗練された操作性とあわせて、非常に優雅で美しい。

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パワーアンプ「CA-2200」
プリアンプとあわせた美しいデザインだ |
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| CDプレーヤー「CDP-202」。操作パネルのブルーと黒のラインがシルバーのボックスによく映える美しいプレーヤーだ |
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クラッセをチューニングする表さん |
パワーアンプ「CA-2200」は、モノーラルの「CA-M400」をそのままステレオ仕様にしたもので、基本的な設計フィロソフィーや構成、パーツのグレードも「CA-M400」と同じ。大出力と過酷な使用条件が必要とされないなら、このステレオモデルで十分にクラッセの真価を聴くことができる。
CDプレーヤー「CDP-202」はCDからDVDまで幅広いディスクの再生に対応する。サンプリング周波数は192kHz、D/AコンバーターはバーブラウンのPCM1792を3個使用して、解像度と表現力に優れた再現性能をもっている。

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| エラックのスピーカー「FS210A」 |
なお現在、レフィーノ&アネーロの試聴スペースでは、スピーカーはエラック社の「FS 210A」に接続されている。エラック社は1926年にドイツ、キールにて設立され今年で創立80周年を迎える老舗メーカー。初期はターンテーブルや、MMカートリッジ(特許も取得)がメイン製品だったが、1980年代からはカートリッジ製作で培ったノウハウをユニット開発に活かして、スピーカーメーカーとしても大きな成果を上げている。またルームアコースティックの研究にも力を入れていて、データ解析によるスピーカー製作を徹底している。
「FS210A」についての詳細は、2006年9月27日掲載の本欄第48回で詳しく紹介したので、参照いただきたい。 |