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| レフィーノ&アネーロにセットされた「Project EVEREST DD66000」 |
常にオーディオファンの熱い視線を浴びている老舗スピーカーブランドの東西の雄といえば、JBLとTANNOYである。両者とも優に半世紀を越える長い歴史をもち、いまだに暗黒の大宇宙に燦然と輝く巨大星雲のように、鮮やかな光彩を放ち続けている。
今夏その東の雄、JBLから創立60周年を記念する、フラグシップモデル「Project EVEREST DD66000」が世界に先駆けて日本で発表された。その最初の晴れ舞台は、「A&Vフェスタ2006(9月21日〜24日:パシフィコ横浜)」。主催者セミナーで藤岡誠氏の解説で披露されたほか、各イベント会場でデモされた。超満員の藤岡氏のセミナーに参加した来場者はその圧倒的な再現力に接して、地平線の雲間から放射する朝陽のような、力強いJBLの真価を目の当たりにする思いがしたようである。
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| 「A&Vフェスタ2006」イベント会場にセットされた「Project EVEREST DD66000」と講師の藤岡誠氏 |
JBLの「Projectシリーズ」といえば、1989年の「Project K2 S9500」が思い出される。分厚いアクリルのホーンを2個のウーファーがサンドイッチする形式は、それまでのJBLのイメージを一新するものとして、多くのファンの注目を浴びた。その後このシリーズは、「S5500」「S9800」「S5800」、そして2004年の「S9800SE」という兄弟たちを生み出して、JBLのリファレンス機として君臨してきた。そして、今回の60周年記念モデル「Project
EVEREST DD66000」の登場である。

レフィーノ&アネーロはいち早くこの「DD66000」を導入展示した。例によって金子さんにご登場願おう。
 「Project
EVEREST DD66000」は、先日行なわれた「A&Vフェスタ2006」で初めて一般公開となりましたが、会場ではハルクロのアンプでドライブして各種の講演会が実施されていました。レフィーノ&アネーロでは、ただ今それと同じ組み合わせで展示し、お好みのプレーヤーを選んで試聴することができます。
エベレストは、まず気持ちのいい中低音が素晴らしいですね。ジャズを聴きますとバスドラムやベースのレスポンスがハイスピードで、ものすごくリズムが軽快に響きます。ドラムのハイハットやシンバルの響きもシャープで、立ち上がりがスムーズで張りがあります。トランペットの音なども非常に鮮やかな感じがして、全体的に楽しくジャズを楽しめます。こういったところに、JBLらしさが出ているんじゃないでしょうか。そして、低域の力強さは、本当に心地がいい。音楽がそこにあるっていうリアルな感じがたまりません。これこそハイエンド・オーディオの魅力だ、と痛感します。
こういうとジャズファンにだけオススメかと思われるかもしれませんが、クラシックでは、また表情を変えて別の魅力を聴かせてくれます。いちばんのポイントはオーケストラのスケール感やホールの大きさが明瞭に描かれることです。そして、各パートの配置や距離の空間再現力にも優れています。ヴァイオリンやヴィオラといった弦楽器の倍音成分の細かい響きも通常だときれいに出すのが難しいのですが、非常に美しくきめ細やかに再現してくれます。その代わり、演奏の出来が悪いとそれがすぐにわかってしまうところがあって、このあたりはモニタースピーカー譲りなのかなと思います。やはり優れた演奏の、そして良い録音の作品を選んで聴いて欲しいですね。
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| 「Project EVEREST DD66000」と金子氏 |
これは本当に凄いと思ったのは、ソロ楽器やヴォーカルが、演奏された場所できちんとフォーカスされることです。もちろん、そういった配慮をちゃんとしている録音でないとダメですが、エンジニアが意図したなら、それをちゃんと再現できるんですね。まあ、それはオーディオの理想というか、目標ですから。その域にまでキッチリ達している製品なんです。しかも、どんな音楽でも受け止めてしまう懐の深さがあります。ぜひご来店ください。みなさんと一緒にこの素晴らしいスピーカーの音を楽しみたいと思います。お待ちしております。 |