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| レフィーノ&アネーロ試聴スペースでYBAの機器に接続された「FS 210A」(外側) |
独自の同軸2ウェイユニットを搭載した優れたスピーカーでお馴染みの、ドイツのエラック(ELAC)社は、今年2006年に80周年を迎えた。今回紹介するスピーカーシステム「FS
210A(Anniversary)」は、その記念モデルである。
エラック社は、1926年ドイツのキールに設立され、ターンテーブルや、カートリッジ(MMタイプ)での成功を経て、1980年代からはスピーカーも手がけ、その優れた性能は“さすがドイツの製品”として高い評価を得ている。特にスピーカーでは、カートリッジ製作で培ったノウハウを生かして、オリジナルユニットの生産からキャビネットまで一貫生産できる数少ないメーカーとしての名声を確立した。またルームアコースティックの研究にも力を入れていて、データ解析による徹底した作りこみには、“ジャーマン・フィデリティ”が宿るといわれている。

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| 木製キャビネットで温かみが加わりましたね、という金子さん |
レフィーノ&アネーロの金子さんによれば、

エラック社の80周年記念モデル「FS 210 Anniversary」は、同社の人気モデル「600 LINE」の「FS 607 X-JET」をベースに、キャビネットをアルミボディから木製ボディへ変更したものです。アルミボディは、シャープで明瞭な音が特徴ですが、この木製バージョンは、ある程度ボディの鳴りを生かした、温かみのあるサウンドが特徴となっています。独自の同軸型ユニット「X-JET
COAX」の特性が、アルミボディとは一味違った良い方向に引き出されているように思います。木製ボディにするにあたってはチューニングも再度行なわれ、ユニットの受け持つ周波数帯域の変更も行なわれているそうです。(アルミボディの「FS
607 X-JET」は、ペア/税込で1,155,000円。詳細はユキム) |