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| SPEAKER SYSTEM JMlab Electra1027Be |
価格 |
483,000円(1台/税込) |
| SPEAKER SYSTEM JMlab Electra1007Be |
価格 |
273,000円(1台/税込) |
| CD/SUPER AUDIO CD PLAYER DENON DCD-SA11 |
価格 |
367,500円(1台/税込) |
| INTEGRATED AMPLIFIER LUXMAN L-590A |
価格 |
525,000円(1台/税込) |
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明快な再現力を聴かせるJMラボのスピーカー
「ユートピア(Utopia)」で知られるフランスの高級スピーカーJMラボは、1980年にフランス中部の町サン・テチエンヌに設立されたフォーカル社のブランド名。日本にその製品が初めて紹介されたのは1991年夏のことだから、それほど古い話ではない。
初めて見た時には、木製キャビネットが非常に堅固なのと、ポリケブラー振動板(ウーファーとスコーカー)の山吹色が印象的だった。それが最初の「ユートピア」であった。高さ1,200mm、重量81kgとなかなかの巨体。スコーカーが縦に2個あって、チタン製のトゥイーターを挟み、下のスコーカーに近接してウーファーが1個という配置のトールボーイであった。
音はキャビネットの造りの良さから想像したとおりの、がっちりしたメリハリの利いた音で、フランスというよりもドイツの音のようだと感じた人も多かった。しかし、よく考えてみれば、本来フランスの文化の真髄は「Clarte(クラルテ)」という言葉で表される「明晰性、明快さ」にあるといわれているわけだから、なんとなく柔らかくて繊細な、あるいはシックでアンニュイなのがフランスらしさだなんて思うのは、私たちの勝手な思い込み、俗な誤解なのかもしれない。そういえば、フランス語は柔らかくて美しい、ドイツ語は明確だがゴツイなんてイメージも誤解だ。正しいフランス語の音は決して柔らかくはなくてメリハリがある。フランス語は世界一明快な表現が出来る言語だ、というほうが世界的に通じる特徴なのである。「ユートピア」の再現性がフランス的ではない、というのはどうやら誤解であるようだ。 |
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キャビネット構造もユニットも大幅に進化
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JMラボのフラグシップモデル「GRAND UTOPIA Be」
仕上げに3種類の仕様がある |
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フォーカル社がジャック・マユール氏によって創立されてから早くも25年を超えた。この間の絶えざる研究開発の成果のすべてをつぎ込んで、2005年に生まれた最新のリファレンスシステムが「Utopia
Beryllium」シリーズで、末尾の「Be」は、このシリーズに搭載された新開発のトゥイーターのダイヤフラム(振動板)がベリリウムであることを意味している。この新たな「ユートピアBe」は、フラグシップモデル「Grande
Utopia Be」から、アンプ内蔵のサブウーファー「Sub Utopia Be」まで7モ |
| デルのラインナップで構成されている。その最高峰に君臨する、38cm口径のウーファーをもつ4ウェイ5スピーカーの「Grande
Utopia Be」は高さ1,740mm、重量210kgの巨体、超弩級システムである。価格も1本4,725,000円(税込)という超弩級さだ。 |
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その巨大システムの紹介はまたの機会に譲って、今回は「Electra 1000
Be」シリーズにご注目いただきたい。「Utopia Be」シリーズのキャビネットと前面バッフルが、トゥイーター部を軸に「C」状に折れ曲がったような形をしているのに対して、「Electra
Be」は垂直の一般的な形をしている。シリーズには現在、3ウェイ4スピーカーの「Electra 1027 Be」と、小型2ウェイ2スピーカーの「Electra
1007 Be」の2モデルがある。
いずれも「Be」が末尾についているので、トゥイーターのダイヤフラムはベリリウムで、これを逆ドーム型にしたものが使われている。ベリリウムはチタンの1.5倍、アルミの3倍軽く、剛性はチタンの3倍、アルミの5倍、音の伝播速度はチタンの3倍、アルミの2.5倍で、トゥイーターのダイヤフラムとしては理想的な物理特性をもっている。しかし、成形はかなり難しい。逆ドームで安定した特性をもつように仕上っているのは、フォーカル社の高い技術力がものをいっているのだ。 |
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「Electra 1027 Be」
すっきりした外観だが構造は極めて堅固 |
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| 専用スタンドにセットした「Electra 1007 Be」 |
このシリーズ作品の最大の特徴である
トゥイーター・ユニットの構造 |
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さらに、このトゥイーターユニットの取り付けも、大きく湾曲したアルミダイキャストのバッフルにマウントして、前面バッフルに取り付けるという凝った方法がとられている。これは、キャビネットの堅固な構造と合わせて、“振動板以外は一切振動させない”という、フォーカル創業以来の一貫したオーディオ哲学によっている。スピーカーには適度なキャビネットの振動を生かすという手法もあり、これで成功している製品もあるが、フォーカルの手法も理が通っている。ただ、効果も大きいのだが、これを現実に造りあげるのは非常に難しい。しかし、この困難な構造をクリアすることによって、40kHzという高帯域まで歪みを0.3%に抑えられ、伸びがよく切れ味のいい高音域再生力を得ているのだ。
中高域ユニットは、これもフォーカル独自の特殊樹脂成形材をグラスファイバー・シートで挟み込んだ“W”と名づけられたサンドイッチコーンで、このダイヤフラムの最新バージョンが採用され、中低音域の再生クオリティを一段と高めている。
なお、詳細は輸入元のホームページでご確認いただきたいが、光電子技術全盛のデジタル時代にあって、まるで超精巧精密な機械式手巻き腕時計を作るのと合通じるような、フォーカルの機械的分野での高度で綿密な技術力は、高く評価されなければならない。 |
デノンのプレーヤーとラックスのアンプでドライブする
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JMラボの明晰さを生かし、エネルギッシュで爽快さを失わない表現力を得るために、今回はアンプに、ラックスマンのプリメインアンプ「L-590A」、プレーヤーにはデノンのCD/SACDプレーヤー「DCD-SA11」を選んだ。「Electra
Be」は能率が89dB(1007)、91dB(1027)、入力インピーダンスは両モデルとも8Ωなので、特に巨大重量級アンプは必要としないが、再現力に秀でたものは必要だ。
その点で、まずアンプの「L-590A」はラックスマンの80周年記念モデルで、同社が管球アンプ時代からが長年にわたって蓄積してきた、アンプ技術を集約したような |
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ラックスマンの高性能プリメインアンプ「L-590A」のフロント

「L-590A」のリアパネル |
プリメインアンプで、非常に信頼性の高いドライブ力をもっている。技術進化を重ねて思わず“成熟アンプ”といいたくなる安定感が漂う。信号増幅時に動作ポイントの変化が発生しない「純A球動作」、広帯域特性を維持する独自の負帰還回路、トランスのラックスマンにふさわしい大容量・高性能の電源トランスを搭載した電源部、とラックスらしさの充実のための進化が特徴としてあげられる。しかし、それらの特徴をいくら分析しても、実はこのアンプの独特なドライブ力の一部を理解することにしかならない。
長年の蓄積技術のもう一つの重要な側面は、スピーカーの特性に合わせて、どのような信号を送り込めば、そのスピーカーが十分に実力を発揮できるか、という膨大な数のスピーカーとつないだ経験によってしか得ることの出来ない、“アンプ技術”なのだ。ラックスマンの強みは、この技術が他のどのアンプメーカーにも負けないぐらい蓄積されている。ハイテク技術にだけ通じた新興メーカーとは一味違うのである。外観デザインも多少の違いはあるものの、20年、30年前の製品の流れを汲むもので、一目見ればラックスマンのアンプだとわかる。
このドライブ力が「Electra Be」に出会うとどうなるかがポイントだ。逆説的にいえば「いいアンプはその存在感を感じさせない」ものだ。いかにもスピーカーを鳴らしているといわんばかりのアンプは好ましくない。そういうことを考えながら聴いてみると、「Electra
1027 Be」は、いかにもJMラボらしく、一粒一粒の音がぎっしりと実の詰まった果実のように充実していて、空間へ鮮やかな軌跡を残して飛翔し消えて行く。なよなよした感じがまったくない、人によってはやや鋭く感じるかもしれないが、それはセッティングや部屋の条件で工夫したほうがいい。少し左右の背後に吸音性のあるカーテンや、音響ボード、音響パネルを置けば、柔軟さが増して鋭敏さを失わずに鋭さを軽減できるだろう。中低音域は充実していて骨格が明確だ。濃厚な響きが拡散する中にくっきりと音像が浮かぶ。
「Electra 1007 Be」は、小型ブックシェルフといっても、横幅が「1027」と同じで、ユニット口径は同じサイズのものが使われている。ユニットの数が少ない分、重心がやや高くなり、音色も軽やかになった感じがするが、基本的には「1027」と相似形の再現性をもっている。専用スタンドを使用するのが必須条件だろう。このサイズのスピーカーのスタンドはもはや単なる“置き台”ではなく、スピーカーのキャビネットと同等の働きをするコンポーネントと思ったほうがいい。この組み合わせでも「L-590A」は、強力に自己主張することなくスピーカーに寄り添ってその能力を引き出す役割を見事に果たしている。
音ではいたずらに自己主張しないものの、外観デザインは愛用にふさわしい高級感にあふれてかなりの自己主張を見せる。シルバーパネルの中央にLR独立の大きなパワーメーターがあり、その左右にセレクターとボリュームの大きなツマミが配置され、主要操作ボタンは下部横一線につつましく並べられている。パワーメーター部の地色が穏やかなレモンイエロー、その周りの窓枠の地色が漆黒で、そこに例のラックスマンの流れるようなロゴマークが浮かんでいる色彩と配置デザイン、そして音楽の流れに合わせてメーターの針が微妙に揺れ動くのも、マニア心をくすぐる。 |

デノンの自信作CD/SACDプレーヤー「DCD-SA11」 |
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デノンのCD/スーパーオーディオCDプレーヤー「DCD-SA11」だが、こちらもコロムビア時代からプレーヤーには名機の伝統が浸み込んでいる。CDプレーヤーでデノンの実力を天下に知らしめたのが、あの超弩級セパレートCDプレーヤー「DP-S1/DA-S1」であった。「DP-S1」は一目見るなり、 |
これが12センチのCDを回すプレーヤーなんだろうか、と疑いたくなるほどの巨大さで、重さは16.7kgもあった。それ以来何度かのグレードアップ、モデルチェンジを重ねて、現在のトップモデルの位置にあるプレーヤーが「DCD-SA11」である。
デノンはオリジナルのメカニズムを作る数少ないメーカーの一つでもあり、ボックスの構造から、メカニズムの細部、電子回路に至る全工程を自社内でコントロールできるのが強みだ。一体型のSACD対応モデルとしては、「DCD-SA11」はかなり高価な製品だが、非常に信頼性の高い性能をもっていて、安定した動作と情報量の豊かさは群を抜いている。ラックスマンとデノンの組み合わせもなかなかいいコンビで、「Electra
Be」の能力を引き出すに十分な実力をもったシステムといえよう。どちらかといえば、測定できる特性は優良だが、淡白な再現性は個性に乏しいといわれ勝ちだった日本のオーディオ機器も、このレベルになれば、そのような批評を受けることもないだろう。 |
| Electra1027Be |
| 型式 |
3ウェイ・バスレフ・フロア型 |
| 使用ユニット |
トゥイーター:2.5cmベリリウム逆ドーム
スコーカー:16.5cmWコーン
ウーファー:16.5cmWコーン×2 |
| 再生帯域 |
38Hz〜40kHz |
| 出力音圧レベル |
91dB(W/m) |
| 入力インピーダンス |
8Ω |
| クロスオーバー周波数 |
350Hz/2kHz |
| 外形寸法 |
264(W)×1110(H)×350(D)mm |
| 重量 |
15kg |
| 備考 |
仕上げはクラシックとシグネチャー |
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| Electra1007Be |
| 型式 |
2ウェイ・バスレフ・ブックシェルフ型 |
| 使用ユニット |
2.5cmベリリウム逆ドーム
ウーファー:16.5cmWコーン |
| 再生帯域 |
46Hz〜40kHz |
| 出力音圧レベル |
89dB(W/m) |
| 入力インピーダンス |
8Ω |
| クロスオーバー周波数 |
2kHz |
| 外形寸法 |
264(W)×385(H)×350(D)mm |
| 重量 |
15kg |
| 備考 |
仕上げはクラシックとシグネチャー、専用スタンドS-1007(63,000円/1本・税込) |
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製品の詳細は: |
ノア |
| L-590A |
| 型式 |
プリメインアンプ |
| 連続実効出力 |
30W+30W/(8Ω)/60W+60W(4Ω) |
| S/N比 |
PHONO(MM)91dB以上/PHONO(MC)75dB以上/LINE
107dB以上 |
| 周波数特性 |
PHONO 20Hz〜20kHz(±0.5dB)/LINE 20Hz〜100kHz(−3dB以内) |
| 外形寸法 |
467(W)×178(H)×434(D)mm |
| 重量 |
26.5kg |
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| DCD-SA11 |
| 型式 |
SACD/CDプレーヤー |
| アナログ出力(SACD/CD) |
| 再生周波数範囲 |
2Hz〜100kHz/2Hz〜20kHz |
| 再生周波数特性 |
2Hz〜50kHz(-3dB)/2Hz〜20kHz |
| SN比 |
113dB(可聴帯域)/119dB |
| ダイナミックレンジ |
110dB(可聴帯域)/100dB |
| デジタル出力(CD) |
| COAXIAL |
0.5Vp-p/75Ω |
| OPTICAL |
-15〜-21dbm |
| 発光波長 |
660nm |
| 外形寸法 |
434(W)×138(H)×415(D)mm |
| 重量 |
19.0kg |
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