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| SPEAKER SYSTEM B&W 803D |
価格 |
630,000円(1台/税込) |
| SUPER AUDIO CD PLAYER ESOTERIC SZ-1 |
価格 |
577,500円(税込) |
| INTEGRATED AMPLIFIER ESOTERIC AZ-1 |
価格 |
525,000円(税込) |
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ピエガ、ルーメンホワイト、アンソニー・ギャロ、ウイルソン・ベネッシュ、ディナウディオ……と並べると、しばらくオーディオから遠ざかっていた人には、何の名前なのか判然としないだろう。説明してやっと、
「ああ、スピーカーか、そういえばこの十数年、ずいぶん技術も進んだし、新しいメーカーも登場したんだなあ」
と、感慨に耽るのである。それに対して、好き嫌いは別にして、JBL、タンノイ、ロジャース、ボーズ、クオード、ケフ、インフィニティ……と列挙すると、
「うん、うん、懐かしいなあ。欲しかったんだけど、あのころはとても買えなかった。今なら多少何とかなるが、あれはまだ現役だろうか」
などと、過ぎ去った若き日を懐かしく思い出すのである。 |
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「B&W」もそうした仲間の、いわゆる老舗のスピーカー名門ブランドである。設立は1966年、ロンドン。その名は「Bowers & Wilkins
Electoronics Limited」。ブランドはその頭文字をとって「B&W」。私たちの印象に強く残ったのは、1972年に登場した「Matrix801」、そしてその7年後にモデルチェンジされた「Matrix801
Sries2」である。CD登場前後にオーディオにのめり込んだ人なら誰でも、あのズングリしたウーファー付きの胴体に、やや横長の六角形のスコーカーが載り、さらにその上に丸いトゥイーターが載った、独特の姿を記憶していることだろう。 |
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音は実に鮮烈だった。なにしろ、それまで紹介されていたヨーロッパのスピーカーは、家庭用の大型か、小型のBBCモニター系だったのだが、「801」はあの泣く子も黙る「ロンドンのEMI
アビイロード・スタジオ」のモニターとして活躍し、多くの名録音の影の立役者だったのだから。
「ああ、あのレコードは、このスピーカーでモニターされて生まれたのか」 と、多くの音楽ファンは感動したのである。剣豪小説家の五味康祐氏が、タンノイの「オートグラフ」を手に入れて、最初の試し聴きの音を聴いて「おお、この音楽はこんないい音で鳴らさんでいいんだよ。本番はこれからなんだから」と感動の涙に咽んだのは、年季の入ったオーディオファンには忘れられない日本オーディオ史の逸話だ。これが書かれた五味氏の『西方の音』で、タンノイの愛好者となった者数知れず。もし、B&Wに惚れて涙に暮れた作家があれば、タンノイに負けない数の熱愛者を生んだかもしれない。歴史に「もし」がないのはオーディオも同じ。閑話休題。
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レフィーノ&アネーロの金子さんが、B&Wの「803D」を推奨してこう語る。
「B&Wは非常に人気の高いスピーカーですが、803Dは最新のモデルで、これまでのラインナップになかったタイプです。これを国内ブランドであるエソテリックのSZ-1とAZ-1で組み合わせると、大変キレがよく、迫力のあるサウンドが楽しめます。私は、ジャズを主に楽しむ方にお薦めしています。
803Dの“D”は他のモデルにもついているものがありますが、ダイヤモンド・トゥイーターを採用したモデルで、人工ダイヤモンドをダイヤフラムに使用して、非常にスピーディなレスポンスを実現しているんです。音の立ち上がりの俊敏さが気持ち良いです |
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| 「この組み合わせは大変キレがよく、迫力のあるサウンドが楽しめます」と語る金子さん |
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| ね。ダイヤモンドを使うのは、最近のハイエンドオーディオの流行のようなもので、ルーメンホワイトなどにも使われています。それだけエポックメイキングな技術である証拠でしょう」 |
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| メインキャビネットに乗ったトゥイーターと、ケブラーコーンの黄色がアクセント |
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なるほど、デジタル時代の新しい「B&W」に、新しいデジタル技術をたっぷりと取り込んだエソテリックをつないで、新たな「B&W」の魅力を引き出してみせる。これはオーディオの楽しみ、音楽の楽しみの両方に素直につながる、理想的な方法かもしれない。とかく日本人は、
「ジャズにはJBL、クラシックにはタンノイ」などといいたがるし、私の周辺のオーディオ好きらしいオジサンも、
「なんとか、JBLでジャズってのを団塊世代に復活させたいね」
などと訳知り顔で言っていた。しかし、私、このページの案内人の「オーディオ信条」として「音楽ジャンルと機器の定番」なんて「歳時記」に載ってる俳句みたいなもんなのだ、と確信している。つまり、類型としての象徴性はあっても、秀作であるかどうかは別、ということ。むしろ、JBLでほっこりした弦楽器の厚みが感じられるクラシックのいい再生が聴けたら、そのほうがずっと面白い。タンノイ |
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で汗が飛び散るようなジャズの熱気が再生できたら、そのほうがはるかに楽しいではないか、ねえ、皆さん。
「時にはオーディオの常識を吹っ飛ばせ」
と、いいたいのであります。
だから、金子さんがこの組み合わせを「ジャズを主に楽しむ方にお薦めしています」という言葉が嬉しいのだ。「あの“EMI”のモニターなら、やっぱりクラシックだよね」という常識にとらわれない姿勢が、ユーザーのリーダーとしての高い適性を物語っている。

やっぱり「伝統の力」ってスゴイんだな、とB&Wやエソテリックの製品を聴いて納得する。「803D」は中域ユニットこそ、メインキャビネットに納まっているものの、トゥイーターはツバメが屋根にとまっているような姿で、メインキャビネットの上に置かれている。ダイヤモンドコーティングされているのは、このトゥイーターのダイヤフラムだ。ツバメのお腹がキラキラ輝いている、そんな映像が目に浮かぶ。
それはともかく、これ以上はない、という硬い振動板がもたらす高音は、金属的で虫歯が疼くような高域再生になるのではないか、と考えるのは短絡的である。硬度が極限まで上がれば、無駄な歪(ひずみ)を発生せず、素直に伸びる周波数特性が得られる可能性が高まる。適切なアンプを組み合わせれば、「803D」のように実に伸びやかで柔軟な、それでいて輪郭線の明確な高域再生が得られるのである。
この再生力は、やはり技術力だけに起因するのではなく、少しあいまいさを含む表現になるが「B&Wの伝統」が支えているに違いない。そのように考えてオーディオに対すると、楽しさが深まるような気がしませんか? |
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| B&W 803D |
| 型式 |
3ウェイ5スピーカー バスレフ型 |
| 使用ユニット |
低域用:180mm口径ロハセルコーン・ウーファー×3
中域用:150mmウォーブン・ケブラーコーン・FSTミッドレンジ
高域用:25mmチューブローディング・ダイアモンドドーム・トゥイーター |
| 再生周波数帯域 |
28Hz〜33kHz(-6dB) |
| 周波数レスポンス |
35Hz〜28kHz(±3dB) |
| 出力音圧レベル |
90dB(2.83V/1m) |
| 公称インピーダンス |
8Ω(最低3.0Ω) |
| クロスオーバー周波数 |
350Hz/4kHz |
| 外形寸法 |
306(W)×1164(H)×457(D)mm |
| 重量 |
45kg |
| 備考 |
カラーはチェリー、ローズナット、ブラックアッシュ
(※ ケブラーはデュポン社の登録商標です ) |
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| ESOTERIC SZ-1 |
| 型式 |
SACD/CDプレーヤー |
| 周波数特性 |
10Hz〜50kHz(SACD) |
| 入出力端子 |
オーディオアナログ出力:RCA1/XLR1
デジタルオーディオ出力:i.LINK1/同軸1/光1
ワード入力端子:BNC端子1(TTLレベル相当/75Ω) |
| 外形寸法 |
400(W)×77(H)×342(D)mm |
| 重量 |
8.4kg |
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| ESOTERIC AZ-1 |
| 型式 |
デジタルプリメインアンプ |
| 最大出力 |
45W+45W(1kHz、8Ω負荷)/75W+75W(1kHz、4Ω負荷) |
| 適合スピーカーインピーダンス |
4Ω〜16Ω |
| 型式 |
SACD/CDプレーヤー |
| 周波数特性 |
10Hz〜50kHz(SACD) |
| 入力端子 |
オーディオアナログ入力:RCA3
デジタルオーディオ入力:i.LINK2/同軸2/光2
ワード出力端子:BNC端子1(TTLレベル相当/75Ω)
ワード対応周波数:44.1/88.2/176.4/48/96/192/100kHz |
| スピーカー出力端子 |
スクリュータイプ(WBT)1 |
| 外形寸法 |
400(W)×77(H)×342(D)mm |
| 重量 |
9.2kg |
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