×375(D)mm/63.4kg 、さら に最上位機種の「4348」は、597(W)×1080(H)×400(D)mm/90.7kgである。「18」と「38」は重量で3倍以上とかなりの違いがあるが、「38」と「48」はそれほど大きな差ではない。寸法重量は、第一に置く場所の大きさを考慮しなくてはならない。しかし、それと同時に、「18」と「38」は違うスピーカーと考えた方がいいぐらいに音の出方が違う。「18」は「音の放射が開放的で、さわやかで軽快なイメージの再現性」という小型ならではの良さを買うべきなのである。そしてアンプの負荷も大きくはないし、相性もそれほど難しくはない。6畳間前後以下の小スペースでも十分な再現力を発揮するタイプだ。
それに対して「38」は高さが1m近くあり、横幅も60cmほどあるから、これはもう小型ではなく、ブックシェルフの形はしているが中型フロアタイプと考えた方がいい。「18」とは鳴り方が違ってしまう。だから、どちらを選んだらいいか、というレベルの話ではないのである。一方「38」と「48」は、サイズの違いはそれほど大きくはない。むしろ同じ中型フロアタイプとして、その個性の違いから選ぶ対象となる。もちろん価格が違うので、ユニットの性能や、ネットワークの精度、キャビネットの強度なども違うから、音の好みからだけで選ぶのは100%正しくはないが、80%ぐらいは正しいかもしれない。予算が許せば、上のモデルを狙うというのがオーディオの鉄則の一つだが、この場合はかなり「38」の出来がいいだけに悩ましい。御しやすいのは「38」の方かもしれないが、重厚な響きが好みなら「48」に軍配が上がるかもしれない。
という具合に製品選びは悩ましいのだが、そこがオーディオの楽しみでもある。いずれにしても、この「4338」はJBLファンを超えて、狙い目のスピーカーである。二重丸をつけておきましょう。
なお、試聴スペースで組み合わされているのは、すべてマークレビンソンの製品で、プレーヤーが「No.390」、プリアンプが「No.320S」、パワーアンプが「No.431L」である。 |