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| マルチチャンネル試聴室でMIMESISのプレーヤーとアンプと組み合わされた「フル・エピローグ」。まさにゴールドムント純正の壮麗な再現力を聴かせる |
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なにしろ、3千万円に近い超々高額、左右合わせて640kgに達する超々重量級のシステムである。この怪物的スピーカーシステム、ゴールドムントのスピーカー「フル・エピローグ」は、今レフィーノ&アネーロ1階奥のマルチチャンネル試聴室と、輸入元のステラヴォックス・ジャパンの試聴室にしか置かれていない。そのどちらかに行かなければお目にかかれないわけである。一生の思い出にぜひお店にお出かけください。もちろん、購入していただいても一向にかまいません!!
オーディオはプレーヤーからスピーカーまで、いろいろな機器を組み合わせて初めて音が出る。したがって、それぞれの部分に高額製品を組み込んだり、部屋の音響調整費用などを含めると、総経費は何千万円にもなる可能性はある。しかし、1つのモデルとして完成したスピーカーシステムで3千万円に届こうというものは、これまでにあったかどうか寡聞にして知らない。レフィーノ&アネーロで組み合わされている、プレーヤーは「EDIOS
18 CD」/819,000円、プリアンプは「MIMESIS 27ME」/1,659,000円、パワーアンプはバイアンプ仕様で「MIMESIS
18.4ME-D」×2/1,995,000円と「TELOS 600」×2/5,355,000円(金額は税込価格)だから、この合計は、39,228,000円となる。この組み合わせはゴールドムント製品の必ずしも最上位機種ではないので、他メーカーの機器も含めて考えると、この「フル・エピローグ」でオーディオシステムを組めば、軽く数千万円は超えてしまう。
なんで、こんなに高くなってしまうのかを検討することは、あまり意味がない。オーディオ機器は、工業製品ではあるが、趣味の製品なので、使用部品1点1点の原価や使用金属の総コスト、組み立て費用などと考えたって仕方がない。高級機械式腕時計に、1千万を超えるものがいくらでもあることを思えば、大きさと重量からみれば、オーディオ機器はまだ安いのかも知れない。まあ、たまには現実を忘れて、夢の世界に浸ろうではありませんか。
こういう超高級製品については、解像度がどうした、音の伸びがどうこう、などと解説めいたことをいうのも意味がない。離島の高校野球のチームと、ニューヨークヤンキースを同じ座標軸で比べたってバカバカしいだけである。むしろ、このシステムの音を楽しもうとして耳を傾けるのがいい。アラを探してやろうなんて愚の骨頂である。このぐらいの製品になれば、予算の枠組みからは解放されているはずなので、設計者は自分の音の理想を実現するためだけに精力を集中できたはずである。売れるかどうかなんてことも頭にはなかったかもしれない。 |