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「ACT 1 Evolution」シルバーがセットされている試聴スペース |
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すべてのパーツを自社で設計・製造し、最終的な組み立ても下請けに出さず、厳しく管理された自社内工場で行なう、という理想的なオーディオメーカーがウイルソン・ベネッシュ。1989年、ターンテーブルのユニークなコンセプトをもつ青年アンドリュー・スコーレーと、久しぶりに出会ったその友人クレイグ・ミルネスが、イングランドのシェフィールドに設立した。
機械工学と美術・デザインを修めたクレイグが製品の外観・形状デザインを、機械工学と材料工学を学んだアンドリューが内部の回路設計・機構設計を担当している。伝統的な製品に革新的 |

な研究や現代的なデザインを取り入れる点が、ウイルソン・ベネッシュの本領だ。
レフィーノ・アンド・アネーロ1階の試聴スペースに、現在はゴールド・ムントと組み合わせて置かれている見事な造形のフロア型スピーカーが、ウイルソン・ベネッシュの「ACT1
Evolution」シルバー。「ACT1 Evolution」にはダークチェリー仕上げの「ACT1 Evolution DC」もあり、こちらは価格が\2,835,000(ペア/税込)。いずれも6年前に発売された「ACT1
Loudspeaker」のグレードアップモデルである。
このスピーカーの最大の特徴は、その強固なエンクロージャー。外観は一般的な木製に見えるが、実は木はごく一部で、大半はカーボンファイバーコンポジットの金属質なのである。内部の補強材に相当する部分からフロントバッフルまでもすべて金属製で、おそらくこれほど堅固なスピーカーは世界でも例を見ないといってもいいだろう。しかも、初代モデルに比べて重量が80%も増加しているという。
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いかにも堅固なエンクロージャー |
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ダークチェリー仕上げの「ACT 1 Evolution DC」 |
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振動板以外は絶対に振動させない、というこの頑丈極まりない造形から得られるのは、圧倒的な高SN比。そしてそれがもたらす、3次元的臨場感。もちろん自社開発の優秀なドライバーユニットとの相乗効果である。やや反語的だが一種独特な静寂感が豊かな臨場感を支えている。
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形式:3ウェイ3スピーカー・バスレフ型
使用ユニット:
トゥイーター:2.5cmシルクソフトドーム
ミッドレンジ:18cm"TACTIC"
ウーファー:18cm"TACTIC"
再生周波数帯域:30Hz〜25kHz(-6dB)
出力音圧レベル:90dB/W 2.83V入力時
入力インピーダンス:6Ω(最低インピーダンス4.5Ω)
クロスオーバー周波数:500Hz/2kHz
外形寸法:230(W)×1,080(H)×370(D)mm
重量:45kg(1本)
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