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もういちどオーディオ 案内人 舟木文宏
Refino&Anhelo 注目のシステム紹介
Refino&Anhelo 注目のシステム紹介
06 1階中央試聴スペースのベーゼンドルファー
SPEAKER SYSTEM VC2
価格 840,000円(1本/税込)
1階中央試聴スペースにセットされた「ベーゼンドルファー VC2」
1階中央レジスターの前に、トールボーイタイプの美しいスピーカーステムがある。ベーゼンドルファー(Bösendorfer)の「VC2」だ。“ベーゼンドルファー”の名はクラシックファンなら誰でも知っている。スタインウェイと人気を2分する、ピアノ名器の代名詞である。そのベーゼンドルファーがスピーカーを作っていた、と聞いて驚く人が多いことだろう。
 1828年に音楽の都、ウィーンで誕生したピアノメーカーの名門が作るスピーカーとは一体どんなものなのか、ぜひ一度レフィーノ&アネーロでご視聴ください。
 それは、一言でいえば、ピアノ製造の高度な技術と最新の音響工学が融合した非常にユニークな製品である。メーカーの説明によると「共鳴パネルを使用したプレート・ホーンレゾネーターを採用して、一般のスピーカーシステムとは逆の共鳴をするボディをもつ」システムなのだ。これによって、これまでのスピーカーを超える実体感のあるサウンドステージが再現され、素晴らしい音響のホールでピアノ演奏を聴くように、ナチュラルな反響と生気に満ちたサウンドが広がるという。試聴スペースでは常にピアノ曲や宗教音楽、合唱曲などが演奏されていて、その真価を確認することができる。
 長年のピアノ製造技術に裏打ちされた美しいエンクロージャーとともに、スピーカー・システムの歴史に新しい1ページを加えたものといえよう。
 なお、現在組み合わされていアンプはるアメリカのホヴランド(HOVLAND)の真空管アンプ、プレーヤーは、フランスYBAのアナログ感覚にあふれたモデルである。
一音一音の明確さを保った豊かな響き、思わずその存在を忘れそうになる


キャビネットも美しいスタイリッシュな
「ベーゼンドルファー VC2」

 ベーゼンドルファーのラインナップは現在、VC7、VC2、VC1、Centerの4モデル。試聴スペースにセットされているのは、ミドルサイズの「VC2」である。スペースファクターがいいので、比較的狭い部屋でもうまく鳴らせるだろう。前面バッフルに28mm口径のシルク・ドーム・トゥイーターが1個、側面バッフルに130mm口径のウーファーが2個取り付けられている。キャビネットには吸音材を使わずに精密にチューニングされている。中型サイズだが、大型共鳴パネルによるホーン・レゾネーターと、強力なウーファーによるサウンドは、まさに楽器と同じ原理で生み出されるので、臨場感豊かだ。そして音像は軽やかに飛翔し、一音一音が明快。周囲に充実した音の世界が浮かぶ。再生の表情が音楽に満ち満ちている。誤解を恐れずにいえば、その存在を忘れそうになる実に音楽的なスピーカーだ。

最上位モデルの「ベーゼンドルファー VC7」(\1,155,000/1本・税込)
発売:ノア

伝統技術と最新音響工学を融合させて、臨場感豊かで高い再現力をもつ、ピアノの老舗メーカーが生み出した新時代のスピーカー Bosendorfer VC2
仕様
形式:ホーン・レゾネーター式、2ウェイ・フロア型
使用ユニット
 28mmアクリル含浸シルクドーム・トゥイーター
 130mmカーボンファイバーアラスカ麻入りコーン・ウーファー×2
インピーダンス:8Ω
出力音圧レベル:88.7dB/w/m
クロスオーバー周波数:130Hz(レゾネーター)/2.9kHz(ネットワーク)
外形寸法:168(W)×1,110(H)×304(D)mm
重量:22.5kg
仕上げ:ブラック・ハイポリッシュ

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